ほぼ日曜週刊タイ生活

タイ生活とタイ国内旅行を楽しく

タイ生活での健康維持

以前の別ブログで記載した、復刻版です。今回は、私なりの健康維持の秘訣についてお話しまーす。

 

 

 

私の健康状態

運良く今のところ、病院に行かねばならない状態には無く、 至って健康。

(エッヘン)

 

駐在の日本人は風邪やインフルエンザにかかり、 お休みされていることがありますが、私は二日酔いでしんどくて、どうしようもなかったこと以外( 1回だけよ)休んでおらず皆勤しています。

 

 

会社を体調不良で休んだ場合

日本では体調不良も有給に含めますが、 タイでは体調不良による休みは有給とは別で貰え、その日数、 なんと30日です!

 

ヨシ、1か月も休める!となりますが、連続2日以上の休みは病院の診断書が必要です。袖の下の力を使えば何とでも書類はなりそうですが、 そこまでして休む?

 

1日のみであれば上司への連絡のみで、 もちろん出社してから休んだ手続きは必要です。

 

なので、 月曜や金曜は突然体調不良で休みますーというタイ人は多いです。え?昨日まで、または次の日はすごく元気ね、という人が多い。

 

だからこそ、私の会社では1か月皆勤した場合、 皆勤手当が付きます。私は毎月、貰っています!(フフフ)

 

タイで調子を崩す人

私の個人的調査によると、 食中毒になった人の食べ物からの原因は牡蠣や屋台の氷から来てい る人が多いですね。 あまりにも調子が悪くタイローカル病院へ行くと、色が濃く( 黄や赤色!?)一粒大きな薬をたくさん出されるとのこと。

 

稀に薬のおかげで良くなることもあれば、 薬のせいで余計具合が悪くなる人もいるとか。病院の意味ナシ。

 

要注意の感染症

何より、気をつけねばならぬのは、 蚊からプレゼントされる感染症、ジカ熱、デング熱、マラリア等。

 

突然の発熱、頭痛、目の痛み、全身の筋肉や骨関節痛、 全身倦怠感、吐き気など。これは自力ではどうしようもなく、 すぐに病院へ行くしかありません。最近はジカ熱にかかる人が多く、 入院して数万円かかることもあるらしいです。

 

蚊の一刺し、強い!

 

そういう私も最近蚊に噛まれました。もしこれが、 菌を持っていたら、どうしよう。その時はブログ記事にします、(笑)

 

これらの感染症に現在のところ予防接種はないので、 蚊に刺されないことが一番の対処方法になります。

 

刺されないこと、これすごく難しい。いくら上着を着ていたとしても、裸足の時はあるし、 寝るときも顔は防ぎようないし。

 

でも蚊に刺されて、全員が感染症になるわけではありません。一説によると、 免疫力が低下している人が比較的かかりやすいとのこと。まあ、感染症を持つ蚊に刺されたかどうかにもよるので、 運もあるでしょう。

 

タイの健康保険

日本でいう会社の社会保険は、毎月750バーツ(約2700円) を給与から天引されています。保険の種類によるらしいのですが、 私の会社では家から近い会社指定の病院であれば、「タダ」 になります。

 

ただし・・・

 

私の指定病院はタイ語のみしか通じません。またタダなので、 すごく混んでいて受付から診察まで一日かかるとか。 緊急であれば、無理ですね。あと、歯の治療は基本保険は適用不可。

 

なので、この社会保険を基本、私が利用することはありません。払っているのにいい!

 

健康保険をどうしているのか

私は日本で個人で加入していた保険会社の保険を引き続き持ってい ます。海外で利用分の内容も保険が適用される。 入院しないと利用できないプランだけど。人によってはタイの保険に加入している人もいるようです。

 

日本人がまず病院へ行くと、聞かれるのは「 保険に加入しているのか」加入していれば手厚い治療コース、 未加入は最低限の治療コースになると聞いたことがあります。

 

健康対策

私なりの対策です。

 

食べ物対策

屋台では食べず、生モノも外で売っているものは食べませんので、 食中毒も今のところ未経験。

 

私はローフードを取り入れるようにしているので、 昼食に生野菜にしていましたが、一度生ものから変な匂いがしたことがあり、 昼食は加熱食へ変更しました。残念ながら、 果物もできるだけ避けてます。

 

会社の人からふいに頂く(怪しい)食べ物。 せっかくのご好意なので、 全て拒絶するのも悪くこれは明らかにヤバイ! という食べ物だけは食べぬようにしてます。

 

クーラー対策

暑い国なので、バスやらオフィスやらクーラーはガンガンです。上着着用またはクーラーが来ない場所へ逃げてます。 

 

蚊対策

刺されぬこと大事、これ当たり前。蚊が嫌う匂いのパッチワークが薬屋さんで売っててかわいいので買 いました。


f:id:Manax:20191111174942j:image


会社の制服のポケットに入れてみると、 会社の車で匂いが充満してしまったのでやめました・・・

タイ人おすすめの蚊避けスプレー
f:id:Manax:20191111174952j:image

あと、刺された場合にコレ

緑色…匂いはジャスミン
f:id:Manax:20191111175004j:image

 個人的には日本から持ってきたムヒより効いたと思います。

 

最後に

それにしても、健康の秘訣は何より毎日の対策!少し調子が悪いときは、何もせず横になる、無理しないが肝要。免疫を強くしないと。調子が悪くてしんどい思いなんて、したくない。

 

そう、タイらしく、グータラが肝要ですわ! 

タイで歯列矯正が無事完了

タイでの歯列矯正。2年かけて、ようやく終了しましたぜー!!今回は矯正の前後を公開しまーす。私の歯茎と歯の写真が並びますので、生々しい写真がお好きではない方は本ブログはご遠慮くださいませ。

 

 

歯の強制成功

矯正といえば、先生により手法も違います。また、患者側が歯の手入れを怠ったりすることで、まれに上手く矯正が成功しないことがあるようです。

 

が、真面目なわたくし頑張ったおかげで、せーいーこーう!

 

歯の並びが綺麗になったことはもちろんのこと、矯正器具へ食べ物の詰まる煩わしさが無いこと、顎が自由に動かせる嬉しさが何とも言えません。

 

とりあえず、矯正前後の写真をどーん。

f:id:Manax:20210531184331p:plain

矯正前の写真を今や直視できません。

 

 

私の矯正概要

  • 概算総費用(調整含む):約40万円(日本では約100万円ほど)
  • 矯正器具と方式:デーモン式矯正器具、上下2本抜歯して、出っ歯と並びを調整
  • 器具着用期間:2年
  • 調整のための病院通い:月1回

 

矯正の大まかな流れ

  1. 計4本の抜歯
  2. 器具を付け、ワイヤーは段々と径が太くなっていく
  3. ワイヤーの上に矯正ゴムが追加され隙間を狭めていく
  4. その後上下の並びや出っ歯の調整
  5. 歯の隙間が無くなり、並びが綺麗になると、晴れて終了

 

過去のブログ紹介

矯正スタートのお話や矯正のメリット・デメリットなどの詳細は過去ブログをご参照下さい。

 

矯正スタート後、抜歯の話、病院のお話、なぜ日本では矯正する人が少ないのか。

38becca.hatenablog.com

 

矯正中のメリット、デメリット、困ったこと 

トップの写真の上下2色異なるクリスマスカラーは、この時が最初で最後でした。

38becca.hatenablog.com

 

 矯正中の写真

この国らしく、矯正ゴムや輪ゴムはカラフル。ちょうど感染症の影響でマスク着用になり、残念ながら日常でお披露目できず。

f:id:Manax:20210531184904p:plain

 

 

矯正終了後も終わらない 

実は矯正器具を外せても、これで終わりではありません。それは、元の歯の位置に戻ろうとするからです。最初の1年は食事以外では常にマウスピースや写真のワイヤー式を着用しておかないといけませんので、長いです。

 

写真はワイヤー式器具。

f:id:Manax:20210531184931p:plain

確かに5時間ほど器具を外した後、再度器具を付けた時、具合が変わっていたので、慣性力?はすごいなあと思いました。

 

なんと

写真の器具を付けて一週間もたたないうち、銀歯が外れました。ちょうどひっかける場所が銀歯でした。取れた銀歯の下の歯には虫歯が・・・

 

銀歯は歯周病や更なる虫歯になる可能性が高いので、セラミックを検討しようかと。タイでは、銀歯にしろ保険適用外なので、歯科へ行って検討してみまーす。

 

 

隣国ミャンマーへの旅

過去別ブログの復刻版、隣国ミャンマーの旅レポート。

これは、2019年タイへ来て約3週間しか経ってない頃、突然訪れた出張でした。

 


ミャンマーについて

・バンコクから飛行機で約80分、日本から飛行機で約8時間
・国土:日本の約2倍
・人口:日本の約1/2
・首都:ネピドー(2006年から)
・経済都市:ヤンゴン
・公用語:ビルマ語
 

 ミャンマーの到着空港にて。ビルマ語はおでんのような文字です。

f:id:Manax:20190314005108j:plain
おもにヤンゴン市内を回りましたが、なんと基本的にヤンゴン市内はバイク乗入禁止です。なので東南アジアで見かけるバイクの群れがなく、そのため バンコクは大気汚染がひどかったのですが、ここヤンゴン市内は空が青く、空気もきれいでした。
 
 
ミャンマーでは、道中に屋台は少ない感じです。

f:id:Manax:20190314004936j:plain
 
料理、飲み物


ミャンマー料理は地元ミャンマー人が脂っこくてオススメしない(!?)とのことで滞在中は日本料理とタイ料理でした。

f:id:Manax:20190314005919j:plain

f:id:Manax:20190314005938j:plain

f:id:Manax:20190324174823j:plain

味付けは本国と同様の味レベルでした。ちなみに、日本のソースをスーパーで見かけましたが7000チャット(約700円)!!

f:id:Manax:20190314005125j:plain
ビールはその名前もそのまま、ミャンマービール。
 
東南アジアのビールは薄い味が多いですが、これは日本と似た濃い味ですごく気に入って、箱買いしました。

f:id:Manax:20190314005255j:plain
箱買いなら、グラス付き。細い形が手にフィットしますのですごく持ちやすいです。
 
観光地


ミャンマーの観光地といえば、ミャンマー仏教の総本山、を代表する最大寺院、シェダゴンパゴダ。意外と世界遺産ではありませんが、大きさは東京ドーム1.3個分、最大高さ約100メートルの大きな寺院で約2500年前に建立されたと考えられています。 

f:id:Manax:20190324174918j:plain

f:id:Manax:20190324174930j:plain

f:id:Manax:20190324174947j:plain

エレベータ付きです。

f:id:Manax:20190324175301j:plain
中に入るには裸足で入ります。暑かったので、足裏が少し痛い。もちろん、帰りに足裏を見ると真っ黒でした。
 
 
ATMが寺院の中にある!?

f:id:Manax:20190324175248j:plain

ミャンマーは寄付が多い国で3年連続世界一。仏教の功徳を積むという精神が行き渡っているので、このATMで寄付してね、ということなのでしょう。

 

寺院には、仏像、ストゥーパ、仏塔、廟がたくさん。

f:id:Manax:20190324175044j:plain

f:id:Manax:20190324175106j:plain

f:id:Manax:20190324175031j:plain

自分の生まれた曜日に分かれてお祈りする場所があります。私もせっかくなので、自分の曜日を調べてお祈りしました。さて、みなさんの生まれた曜日は何でしょうか。

f:id:Manax:20190324175235j:plain


ヤンゴンの街中


街中では長いスカートを履いている男の人を多く見かけます。

f:id:Manax:20190625225820j:plain

これは、ミャンマーの伝統衣装「ロンジー」と言われ、涼しいそうです。日本の着物と同様に、正装としても着ることがあるようです。
 
 
ミャンマーで大きい市場、ボージョーマーケット

f:id:Manax:20190625225506j:plain
お土産類、衣類、雑貨、骨とう品、宝飾品などたくさんが並びます。
ミャンマーは宝石産出国だそうで、宝石店がとにかく多い。

f:id:Manax:20190625225608j:plain

もちろん偽物もあるようですので、目利きが必要。
 

やはり、日本語のお土産文字が。日本人が多いのでしょう。日本語で話しかける売り子もたくさんおられました。

f:id:Manax:20190625225647j:plain
街中の車やバスには日本語や韓国語が。今までは日本から輸出した中古車が多かったのですが2018年の法律で日本からの輸入車は禁止に。

f:id:Manax:20190625225947j:plain

 

ヤンゴン市街
 


ヤンゴン市街に出ると、バイクも走り舗装されていない道、ゴミ山が広がっています。

f:id:Manax:20190314005048j:plain

f:id:Manax:20190314005036j:plain

ミャンマーはいまだ農業人口が半分を占める国ですが、今回はその田園風景を見ることはありませんでした。
 

住まい


高層マンションやビルも見られます。経済成長が著しく、外資企業も多くその需要に追い付かず、一時はシンガポールや香港レベルの賃貸もあるそうです。とはいえ、近年はだんだんと供給も増え価格が落ち着いてはきているようですが・・・

f:id:Manax:20190625230315j:plain
 
まとめ

タイ隣国のミャンマー。日本と韓国のように、隣国とはいえ文字も文化も大きく異なります。共通なのは、金ピカで荘厳で立派な寺院。
 
ミャンマーは「アジア最後のフロンティア」と称されるように、2019年はこれからの経済の勢いが見えました。この頃の状態にいち早く戻ることを願う限りです。
 

タイでの仕事文化と攻略

今回はタイで仕事を経験して身に染みた、仕事文化と私なりの攻略をご紹介します。

 

日本以外の国において、女性が強い人が多いのは前提知識ですので、それはあえてここでは省きます。この話題にむやみに触れると、火傷どころか、いや大火事になります・・・

 

 

学歴社会と上下関係

どの国でも程度はあればこそ、上下関係や学歴社会が存在します。その関係性はタイのほうがより厳しいと感じました。それは私は各タイ人の学歴や年齢をもちろん知りませんが、彼らのパワーバランスは非常に色濃く日本より明確に分かったからです。

 

敬称

この関係性が一番わかるのは敬称です。日本では会社により違いますが、一般的に役職で人を呼びます。しかし、タイ人では呼びやすいあだ名で話しかけます。あだ名は”りんご”や”ビール”といった食べ物関係から、バム、ナー、ヌイ、など簡単なものまで。

 

そのあだ名の前に自分より年齢が上か下か、また関係性が上か下か(全てではありません)で付ける単語が変わります。それが、ピー(年上)、ノーン(年下)で、先に挙げた例では、”ピーバム”といった感じです。

 

ちなみに私のあだ名が「まっちゃん」。ややこしい?ので、ピー、ノーンは付けられませんでした。

 

学歴社会というより・・・

例えば、タイ国内トップの大学、チュラロンコン大学(日本の東大)を卒業したあるAさん(30代後半、女)で、役職は課長。

f:id:Manax:20210525183217p:plain

 出典:大学公式サイトより

www.chula.ac.th

社内では絶大なる力を誇っており、裏での権力者です。英語のメール文面は基本命令形、相手の間違いがたとえ小さくても晒上げ、論理的に変でも押し通す力があります。味方にすればいいのですが、敵にするとヤバい人です。

 

上述の敬称でいうと、私の知る限り社内の全タイ人はこの御方を必ず”ピー”が付けて呼びます。

 

また、タイの動作としてよく知られる手の前に合わせるワイ。これは朝目上の人に挨拶するときに見かけます。そう。Aさんはいろんな人からワイをされており、朝はAさん、ワイラッシュ。


f:id:Manax:20210605174016j:image

お分かりのように、このAさんの性格も大きく左右しているのは明白でしょう。私の会社はどちらかというと都市から離れていますので、この人だけがトップに君臨しています。しかし、バンコクにいけば高学歴の人はたくさんおられるので、違った雰囲気かと思います。

 

この人の攻略は私の秘密ですが、ここでは教えちゃいましょう。

それは、「教えを乞う方法」です。仕事内容でも、申請関係でもわかりにくい場合にこの人を頼りました。とくに、日本へサンプルを送付する時、自分でパッキングしていたところAさんの仕事に関係なく助けてくれました。

 

通常タイ人は日本人と違い他部署の仕事に手を貸すことはしません。よく彼らの言い分に「これは、私の部署の仕事ではありません」を聞きます。

 

なので、Aさんのヘルプは非常にありがたかったです。パッキング部署の人をすぐさま呼びつけ(ここはさすがAサマ。)Aさんも一緒にパッキングの梱包作業を助けてくれました。

 

私は、この奇跡の思い出を大切にしました。そして、常に彼女へ接する際、とくに議論になるような場合はその思い出を美化しながら恭しくAさんへ接しました。なので仕事上、大きな衝突はなく、Aさんとの仕事をうまくやり遂げました。

 

上下関係

サプライヤーと客の関係でも上下関係に無茶ぶりが散見されます。例えば、客先から今日連絡があって、「明日中に報告せよ」です。物理的に明日報告が不可能と見えていても、無理してでも「客の言うこと聞け!」という要求です。

 

日本でも金曜の終業近くに仕事が舞い込んでくることが多いですが、よっぽど緊急でない限り月曜朝提出はありません。業界や仕事にもよるかと思いますが、このタイ人の今日の明日が日常茶飯事です。

 

そのジャイアン要求にアタフタしているタイ人をよく見かけます。また、そのお返しなのでしょう。その無茶ぶりを次は自分のサプライヤーへ要求しているのも見かけます。お互いサマサマです。

 

この話は以前に記載した、いわゆる「時間感覚が緩い」ことに原因があるかもしれません。締め切りに対する時間感覚が弱く、どうしようもない場面になって始めて明日まで・・・ということに。この上下関係と学歴社会は外面のほほんタイ人からあまり見えない部分だと思います。

 

この攻略は、遅れてもいちいち気にしない、遅れる前提の計画が一番です。

 

信仰心

タイは90%以上が上座部仏教、また土地の精霊信仰が根強く、生活、会社にも色濃く関連しています。

 

仏教関連

会社へ僧侶が数名設立記念日などに来社されます。そこで、タンブン(寄進)をして、読経やお清めの水をかけて頂きます。

 

タイの祝日は仏教に関連したものが多く直近5月26日は仏誕節(ヴィサカ・ブーチャ)と呼ばれる、お釈迦様の生誕日を祝いました。人によっては、仏日には仏教戒律の一つ殺生を禁じ、魚と肉を食べず野菜のみの食事にします。その日のみベジタリアンの私と同じメニューです。

 

精霊信仰

必ずと言っていいほど、会社や家やお店にある小さな祠。これは仏教とは別に、土地の精霊を奉っているようです。

 

写真は会社にある祠

f:id:Manax:20210524180133p:plain

近くのスーパーにある祠

f:id:Manax:20210524180159p:plain

果物や飲み物などをお供えします。

f:id:Manax:20210524180230j:plain

従業員の中でも、出社退社時にこの祠へ向けてワイ(一礼)をする信仰心の強い人もおられます。

 

仕事上での注意事項

日本でも最近はパワハラ事例と言われますが、タイを始め諸外国で人前での叱責はその人のプライドを傷つけるので、要注意です。ただし最初の事例で取り上げた、誰よりも上に君臨する、Aさんは例外。

 

また、日本人はすぐに謝るという世界的に知られた文化がありますが、逆にタイ人失敗を認めません。これは、プライドが高いというのもあります。

 

つい失敗を追及したくなりますが、人前では堪えるか、その人しかいない場面で話すしかありません。指し違えると「人前で恥をかけられた」と激昂し、どこからか銃を持ち出し騒ぎ出すニュースもたまーに見かけますので、細心の注意が必要です。

 

タイ人と日本人の英語

以上の恐ろしい?仕事文化から、少し楽しい話題へ。

 

私の通常仕事でタイ人との使用言語は簡単なタイ語、詳細は英語と、どちらかというと、英語の使用頻度のほうが多い状況です。もちろんお互いネイティブではありません。私の日本人訛りの英語があるのと同様にタイ人にも訛りがあります。お互いに母国語の影響によるものですが、タイ人の特徴は単語でも後ろのほうにアクセントを持ってくること。

 

例:December 12月、発音記号のアクセント位置は真ん中disémbərですが、タイ人はディセンバー、と後ろにアクセントを持ってきます。

 

読むより聞くべし。タイ人と日本人の英語発音を如実に面白く紹介されているYoutubeをご紹介します。タイに7年ほど仕事経験のあるYoutuberのDaijiroさん。


www.youtube.com

この方は、イギリス英語、アメリカ英語を始め、インド英語や香港英語まで面白く紹介されていますので、お笑い動画としてご興味があれば、ぜひ他の動画もご視聴してみてください。

 

空気を読む力の鍛錬

今回ご紹介事例のような「仕事文化」は程度や内容に差はあるものの、もちろん日本の仕事文化、各会社の文化が存在します。

 

仕事トラブルを引き起さぬよう、言葉に表せない「タイ特有、会社特有の空気を読む」のが重要です。もちろん、本や知識で知っていても実情は違うことが多々ありますが、誰も教えてくれません。恥ずかしながら、あまり空気を読むことを重要視してこなかった私は、タイで仕事するなかで読む力を鍛えられ、”適当に”適用させてきました。

 

外国人で自分の希望でタイへ来て、仕事していますからね。自分がタイの仕事文化に合わせるべきだと思って仕事しました。

 

私にとって、この「空気読んで、適応させる鍛錬」がタイで仕事した一番の収穫かもしれません。

 

隣国ラオスへの旅

以前別ブログに記載した、タイの隣国ラオスへの旅です。タイの東北部ウボンラチャタニから陸路でラオスのパークセーという土地へ。

 

ラオスの国花

ラオスの国花、プルメリア。南国でよく見かけます。花を耳にかけている人もいますね。下の写真は、白い花に薄色の色づきキレイです。
f:id:Manax:20191224011040j:plain
なお撮影した場所はラオスではなく、「タイ」のシラチャ近くの島で撮影した写真でございます。
 
次の写真は、ラオスで撮影したプルメリアです。ラオスでのいい写真が手持ちになくて、ラオスすいません!
f:id:Manax:20191222192138j:plain

ラオスの都市「パークセーへ」

今回の旅は、ウボンラーチャターニーで開催されたろうそく祭りから近場の旅行先と
して、ラオスでも南部の「パークセー」(下記赤点)を選びました。
 
f:id:Manax:20191223000129p:plain
ラオスはタイとベトナムに囲まれ、首都は北のヴィエンチャン、タイからはウドンターニーが近いです。
 
え?ウドン??ウボンラーチャターニーと地名が似ている?実際に私が勝手に勘違い間した話は、前回のブログに記載しましたね。。。
 

タイからラオスへ陸路で移動

日本という海に囲まれた国では考えにくいのですが、陸路で国を越えることができます。すごくラフに言うと、隣の家へ遊びに行く感じ(お隣のおばちゃーん!)ですが、もちろん、どこからでも国境は越えられません。(当たり前ですね)
 

ラオスへの方角。この看板を見たら、私でもラオスの方向を間違えません。

f:id:Manax:20191222191843j:plain

そんなことより、おばちゃんのもたれ掛っている手すりが倒れそう。けっこうタイの街中でもこんな手すり多いので、ご注意を。

 
突然一句、
「いい手すり、ついもたれたら、持って行かれる」
 
ツッコミ:何を?
 

タイ側の国境へ

まずはタイ側ウボンラチャターニーの中心部から、国境近く、チョーンメック(下記赤点)へ移動します。いつも通り、ラフな地図です。右にラオス、イメージできたら、ええんです。
f:id:Manax:20191222235958p:plain
次の写真の看板は、上からタイ語、英語、ラオス語で、一番下のラオス語はなんとなく数字に見えます。
f:id:Manax:20191222191934j:image
 タイ側での入出国手続き後、歩いて国境を越えます。だいたいですが、空路より陸路のほうが入出国の手続きは楽な場合が多く、手続きは列に並び、パスポートを渡して終わりでした。手荷物検査などは無しです。
 
赤矢印の柵が国境です。
f:id:Manax:20191222191953j:image
えーと、どっちがタイ側だったかな。忘れました!まあ、先の看板通りの方向へ。重要なのは柵で躓いてこけぬよう、ちゃんと足を上げて柵を越えることです。
 
それにしても、ゴミが落ちていて汚いなあ。
  

ラオスの入国手続き

さて、こけずに無事に国境を超えたら入国手続きの受付が見えます。

f:id:Manax:20191222191820j:image
1日だけの滞在だったので日本人はビザが不要です。パスポートを係員に渡し、入国スタンプを押してもらい、即終了。 
 

ラオスのお金

 通常、飛行機で入国したら分かりやすく両替場所があるのですが、ここはそんな場所がなく、道行く人にタイのお金を見せて両替場所を聞き出しました。
f:id:Manax:20191222192010j:image
 お札に描かれている人は同じおじちゃんです(失礼)この方はラオスの初代首相のカイソーン・ポムウィハーンで、Wikiによるとカリスマ的存在らしいです。
 

ラオスのお金の単位はキープと呼びます。10,000キープ=40バーツ=100円くらい(2019年7月時点の概算)ゼロが多くて、大変。

 

ちょっこっとラオス語講座

タイと隣国でもあるため、言葉が似ているものもあります。とくに、数字の呼び方はほぼ同じです。
 
また、タイでも東北部(ウボンラチャターニを含む)をイサーン地方と呼びますが、その地域はラオス語がしゃべれる人も多く、また料理もお互いに共通する部分が多いです。私の感覚で料理は「辛い」の一言で完結ですけどね。
 
 
一つ、重要な言葉を紹介。
日本語:「いくらですか?(いくらでっかー?)」
タイ語:「タオライ?」
ラオス語:「タオダイ?」
 
ラオス語はタイ語のなまったような感じですね。
 

宿泊ホテルへ

車窓からの風景。田舎っぷりはタイ側と変わりませんが、建設途中が多い様子。

f:id:Manax:20191222191913j:plain

ホテルの屋上からの風景です。ええ天気!目線は下を見てはいけませんよ。いろいろと途中なので。上だけをみてくださーい!

f:id:Manax:20191223002506j:plain

  

世界遺産のワットプー

パークセーで行きたかった、世界遺産のワットプーへ。ヒンドゥー教の寺院で、クメール族がこの地を支配した10~12世紀と推定されています。
 
ここの遺産、何の意味を持った遺産なのかここでは略しますが、ご興味ある方は調べてみてくださ~い。次の写真を見ただけで、分かったアナタ、すごいですわー!でも、ご自慢はあまりできません。
 
なぜなら・・・
 
ほら、調べたくなったでしょー「ラオス ワットプー遺跡 象徴」で分かるかと。
 
 
ちなみにワットプーの意味、ワット(寺)プー(山)で、寺山です。この意味はタイ語もラオス語でも同様の意味です。
f:id:Manax:20191222192034j:image
 
 
蓮池

f:id:Manax:20191223004738j:plain

広大な自然豊かな場所です。

f:id:Manax:20191223004925j:plain

中腹の神殿
 

f:id:Manax:20191224014526j:plain

 石畳を登り、頂上へ
f:id:Manax:20191222192120j:image
 意外と急斜面です。

f:id:Manax:20191224014631j:plain

牛や犬たちもおられましたが、君たちはここまでよん。
 
 
上に到着!頑張ったよ!!ええ、眺めです。

f:id:Manax:20191223004826j:plain

次の写真、なんとこの遺跡の本殿です。
え、意外と・・・(略)
f:id:Manax:20191222192203j:image
 かの有名なトラベル本「地球の〇〇」にもコメントがあり引用しますと、
「山頂の本殿は ー(小略)ー 驚くほど小ぶり」
 
同意。
 
 仏像です
f:id:Manax:20191222192218j:image
 
あまり見かけない、素朴な印象の仏像です。キラキラ度も少なくて、落ち着きます。
 
 

その他のパクセー観光 

この仏像はでかいです。その名も、「ゴールデン・ブッタ」名前はひねることなく、そのまんま。日に当たって反射したたら、まぶしいだろうなあ。

f:id:Manax:20191222192258j:plain

山が途中で切れていて、面白い形です。メコン川で、橋の名は「ラオス・日本大橋」。2000年に日本の経済協力により開通したことが由来です。
f:id:Manax:20191222192243j:image
居られました、キンキラ仏像の数々
f:id:Manax:20191222192311j:image
 
ザ・ラオス・ビューティーかしらん
f:id:Manax:20191222192324j:image

ラオスで夜ご飯

ラオスはかつてフランス領であったこともあり、ヨーロッパ料理になじみがあるようです。これは、バナナの皮サラダ(緑が皮かな)、ビールと合います。

f:id:Manax:20191224004227j:plain

ビールはもちろん、ラオスビールです。3本頼むと安いセールだったので、呑んじゃいました~
f:id:Manax:20191222192344j:image
締めの写真は、月が見える夜空で~

f:id:Manax:20191224004844j:plain

いかがでしたでしょうか、隣国なのでタイと似ている点もあり、違う点もありで、面白かったです。
 

タイで道に迷う

世界中どこでも道に迷う私。いわゆる方向音痴です。自覚があるにも関わらず、それでも方角を気にすることは皆無。さらにタイでは私にも負けない方向音痴の方々がおられました。今回はそんなお話を。

 

方向音痴の特徴

方向音痴の人にありがちなことを列挙します。もちろん、私は全て当てはまります。

  • 迷っても引き返さない  
  • 近道をしたがる
  • 地図より直観を信じる
  • 距離感覚がおかしい
  • 迷っても楽しそう

多くの方向音痴はたとえ迷っても、迷った道中を楽しみます。私も地図を見ないで直観に従うと知らないお店が発見できることに面白さがあると思います。

 

一番大切なのは、道に迷った!とパニックになってはいけません。そして、イライラしてもいけません。そして、他人を巻き込んでもいけない、そんな例を今回方向音痴のタイ人の影響を受けた内容のお話です。

 

タイにおける目的地へ向かう手段

タクシーを始めタイ人の車にはナビ無が多く、またスマートフォンの地図ですら見ることもありません。自分のカンと経験で運転していることが多い印象です。なので彼らに地図を見せて場所を指し示し「ここに行きたい」が通じにくいのです。こういう場合、目的地に近く目印になるような場所を伝え、彼らの反応が「そこなら分かる」であれば、なんとか目的地へたどり着くことができます。

 

これは多くのタイ人にとって地図を読める力より、道を覚えている力があるということなのでしょう。

 

ここで目的地への行き方で面白い事例を紹介します。最近流行りのウーバーイーツ(食べ物配達)は、タイでは何もバイクや車だけの配達ではありません。

f:id:Manax:20210519165433j:plain

写真はFacebookの記事より。雨により浸水しても船配達で大丈夫です。受け取る人もご満足のようで、にっこりタイスマイル。

 

さて、過去の方向音痴の事例をご紹介します。

 

事例その1:地図がやはり読めない

今では大有名なGrabタクシー。タイでも、私の住むシラチャを始め旅行先でも大活用しました。

f:id:Manax:20210517184743p:plain

お迎え場所が主要箇所であれば、Grabアプリ内の検索画面で主要箇所を選択し、迎えに来てくれる、、、ハズです。しかし、プーケット旅行でトラブル。先日の記事中で少し紹しましたが、カクテル作りに大いに楽しみ、おなか一杯食べてホテルに帰ろうとタクシーを呼んだ時のこと。

 

タクシーを待つこと数十分経過。いつまでもタクシーがお迎えに来ません。

38becca.hatenablog.com

このカクテルのお店は小道の奥で分かりづらい場所に位置していたことを思い出しました。

 

結局タクシー運転手から「どうやって目的地へ行けばよい」というメッセージが届きました。「地図を見てくれ」としか言いようがなく、例によって運転手は地図を読めない様子。そこでキャンセル料金は約100円ほどかかりますが、私も説明できないのでキャンセル。次に依頼したタクシー運ちゃんはスムーズに迎えに来てくれました。

 

教訓

迷いそうな場所は、タクシーの運転手には分かりやすい場所に変更するか、スムーズに行かない場合は早めにタクシーをキャンセルすべし

 

事例その2:楽しく道に迷う

次は、先日動物園に行った帰路の話です。往路、家から動物園はタクシーを呼べば数分で迎えが来ました。ところが、帰路では何分たってもタクシーが引っ掛かりません。先のカクテルのお店とは異なり、動物園という分かりやすい場所なのに。

38becca.hatenablog.com

 

なぜ

 

理由は動物園の場所が問題でした。山中で周りは何も無し。

f:id:Manax:20210519184335j:plain

たとえ、動物園という観光地とはいえタクシーが来ないのです。 他の来場者の移動はどうしているのかというと、自家用車またはバイクを使っていました。

 

どうやって帰ろう。とりあえず、入場門の近くで様子を見ることにしました。

f:id:Manax:20210518183827j:plain

数分待っていた時、あるバイクのおばちゃんが来て、「帰る手段がないなら、車手配するよ。」と話しかけてくれました。

 

先ほどの事例にもありました過去の教訓を思い出し、分かりやすい場所を目的地として、お金の交渉をして車を待ちます。

 

ここでどこかに連れていかれる危険はないか、と不安に思いましたが、来てくれた運転手は女性二人。しかも一人はトム。動物園で働くスタッフらしいのですが、街へいったん戻るついでに私を乗せてくれるというもの。それに私の長年のカンでこれは大丈夫だと。

 

なお、その車が「すぐ来る」と言って、どれくらいかかったでしょう。

 

前回のブログ投稿で長々と書き散らしたタイ時間感覚の通り、20分以上かかったことは言うまでもありません。タイ時間感覚は、「すぐ」イコール「20分以上」。

 

さて、私が指定した目的地は街中にあるカフェです。お昼ご飯を食べたかったのです。

地図を見る限り、大きな道路沿いで分かりにくいことはないはず。 それに地図をパッと見た運転手は、「この場所は分かるよ」と即答。スムーズに到着できると期待しました。そろそろお腹もすいてきました。

 

早くご飯にありつける!と思ったのですが、やはり私が非常に甘かったです。

 

道中、もちろん地図を見ることなく走行。Google Map様が示す最短ではない方向を自分の近道感覚を駆使して楽しく話をしながら、確実に道が反れています。

 

いやな予感。

的中。

 

なぜか目的地を囲むようにして、行先へ向かう。その道は目的地とは方向が違うよ、とGoogle Map を指しながら説明しますが、「すぐ到着するよ」と言って聞きません。方向音痴が持つ根拠のない自信と直観。

 

赤矢印が目的地、車の現在位置は違う方向へ確実に向かっています。

f:id:Manax:20210518185631p:plain

 

お腹もだんだんすき、イライラもしてきました。

 

しかしどうしようもなく、彼らの楽しそうな雰囲気に合わせ、道中目的地までの到着を耐えます。どこか連れていかれるのか、とも思いましたが、なんとか目的地のカフェへ到着。

 

これが距離に応じたタクシー代金であれば、確実にぼったくりです。お金の交渉は最初の言い値で良かったので、まあよし。運転手たちにチップを渡すことは微塵にもこの時思いませんでした。

 

さて、到着した このカフェは私の好きなサラダ専門店。いつか行きたいと思っていたお店でした。ようやくサラダにありつけました。いつもよりサラダが一層美味しかったのは書くまでもありません。

f:id:Manax:20210519165500j:plain

ちなみに、海苔巻きになっている食べ物は固い豆腐です。

 

次の目的地

昼食後、この日は超時間もの他人の方向音痴に耐えた自分へのご褒美として、有名なケーキ屋さんに行こうと決めました。Grabタクシーを呼び、スムーズに迎えにきてくれました(当たり前)。

 

が、到着場所はこれまた行きたかったお店ではなく、違うカフェ。

 

とりあえず、カフェでしたのでまあいいや、そこでケーキを美味しく頂きました。

f:id:Manax:20210519165523j:plain

この時、正確な場所に到着しなかった原因は単純に私がタクシーアプリで行先を指定するときに、なんとなく行きたいお店と同方向であったので、お店の名前を確認しなかっただけ。

 

つまり直観を信じて、私も地図をちゃんと読んでなかったことは、お分かり頂けるでしょう。この日はほとほどにして、目的地にスムーズに到着できないという、道の運がなかったとしか言いようがありません。

 

なお、このお店の雰囲気は素晴らしかったです。これは外にあるブランコと台。ここも席なのでしょうか。

f:id:Manax:20210519165845j:plain

意図せず新しい場所へ行くのも、お店開拓に出会えるいい例ですね。という結論にしておきます。

 

総じての教訓は、方向音痴は自分で楽しむのはいいが、他の人を巻き込んでは大変迷惑であること。そんな道に迷ったタイ人と私の方向音痴の事例でした。

  

タイ東北部旅行~ウボンラチャタニ

最近は堅いブログ内容ばかりですので、ここは昔別ブログで記載した旅行ブログの復刻版をお届けします。今このブログを見ると、けっこうあっさりしているな、という内容です。さらっと読むというか、写真を見て楽しんで下さい。

 

タイ東北部地域へウボンラチャタニへの旅行記。

 

ウボンラチャタニとは 

タイの東北部の県の一つで、お隣の国ラオスと接する位置にあります。(下記赤の位置)この地域出身の人が会社にも多くおられ、よく田舎の食べ物や方言を紹介してくれます。

f:id:Manax:20191211181426p:plain

 

タイ三大祭り、ろうそく祭り

タイ三大祭のひとつ、ウボンラチャタニで開催されるろうそく祭り(キャンドルフェスティバル)へ合わせて旅行しました。祭りの時期はだいたい7月頃、すべての仏教僧が寺院からの外出を禁止されるカオ・パンサー(入安居)の時期になります。

 

写真のような、ろうそくの飾りつけや売り物がたくさん並びます。

f:id:Manax:20191005232649j:plain

まず地名に落とし穴ありです!(笑)

当初、私はこの地名を勝手に間違えて覚え、バス予約をしてしまっていました。ある時、なんとなしに旅行の情報を集めているときに、あれと気づきました。

 

予約はなんとかキャンセルできて、再予約しましたが、ヒヤリでした。

 

  • 間違い:ウドンタニ(略:ウドン)
  • 正しい:ウボンラチャタニ(略:ウボン)

 

ちゃんと、地名を見ておかないといけませんね。当時、私はウドンが食べたかったのでしょう。ほら、間違えそうになるでしょ(笑) ウドンのことを考えずに、ウ「ボ」ンですよ、ご注意下さい。

 

観光

この日は一日ドライバー付き、車を貸し切り、観光しました。

 

バンコクからウボンラチャタニへの移動方法
1. 空路(バンコクから約1時間)

ウボンラチャタニ空港は、実は国際空港でした

 

2. バス(バンコクから約8時間)

ナコンチャイエアーというバス会社(エアーという名前なので航空会社?と思いきや、バス会社です)で夜行バスを使いました。リクライニングシート、ごはん付き、ですが、載り心地としてタイの道路状態が悪くよく車体がバウンドして熟睡はできませんでした。あまり、お勧めしません・・・

 

3. 鉄道(バンコクから約11時間)

今回利用していませんが、一番遅い移動方法になります。

 

観光での注意情報 (これはマジです)

事前にウボンラチャタニを調べると、蚊が媒介するデング熱にも注意という情報にビビリ、蚊よけグッズでしっかりと予防しました。そのおかげか、一回も血を奪われることなく無事に旅行を終えました。

 

旅行の感想

ろうそく祭り当日は人が多いので、前夜祭の準備に行きました。すると、ろうそくの形を切り取る準備をしていたので、そのお手伝いをしました。少しでも祭りに関われたので、貴重な体験でした。

 

f:id:Manax:20191005232940j:plain
お寺や道に明日のためのろうそく像が至るところに。火の元があれば、すぐに燃えるだろうなあと。さすがのタイ人でもそんな悪さはしないか。仏像の形だし。

f:id:Manax:20191005232836j:plain
f:id:Manax:20191211180159j:image

そのほか、ウボンラチャタニの観光

タイといえば、お寺。タイのお寺はキンキラが多いです。
f:id:Manax:20191211180123j:image
天に登るような龍ですね!

f:id:Manax:20191005232720j:plain

 金ピカ
f:id:Manax:20191211175737j:image

内装もキンキラです。目が痛いです。
f:id:Manax:20191211175748j:image

白い建物もあります
f:id:Manax:20191211175804j:image

お分かりいただけるでしょうか。銅鑼が大きいことに。車が小さい訳ではありませんよ!
f:id:Manax:20191211175818j:image

夜ご飯

 夜ご飯は川辺の雰囲気のよいお店

f:id:Manax:20191005233017j:plain

雨が降ると、水が入ってきそう・・・タイ人は気にしません。

f:id:Manax:20191005232606j:plain

 定番のタイ料理

ソムタム(青パパイヤサラダ)とビール。何もしていませんが、ぷはー、ウマウマ。

f:id:Manax:20191005232629j:plain

個人的に面白いもの

ファラン(=タイ語で西洋)風の仏像。これは、何か意味があるのでしょうが、見かけない仏像でしたので面白かったです。

f:id:Manax:20191211175710j:image

これを見て、ウボンラチャタニ行きたくなりましたら、ぜひろうそく祭りの時期がお勧めです!