ほぼ日曜週刊タイ生活

タイ生活とタイ国内旅行を楽しく

タイから関空へ帰国

前回、なんとかタイでのPCR検査で陰性。無事に飛行機へ搭乗できることとなり、いよいよタイ出国、そして日本入国。今回はタイ航空を使い、バンコクのスワンナプーム空港発、関空着の模様をご紹介します。

 

ちなみにですが、ブログタイトルが変更になったのは、お気づきでしょうか。

 

今回より「ほぼ土曜」から「ほぼ日曜週刊」へブログタイトル変更しています。最近の投稿傾向からの変更ですが、タイから帰国していますし今後もブログタイトルは変更しそうです。

 

 

スワンナプーム空港、出国手続き

空港への立ち入りは通常通りの体温検査のみで空港内へ。ほとんどのカウンターが閉まるなか、ところどころのカウンターがオープンしそこだけ人の列がまばらにある様子。

 

航空会社カウンターのグランドスタッフはPCR検査の結果用紙を何度も確認(タイでは数度チェックすることは非常に珍しい)、カウンター手続き終了。荷物検査も人が少ないため、あまり並ぶことなくスムーズに進み、出国手続き。

 

私の場合は就労ビザを退職したので、取消状態。もちろんビザ返却後1週間以内なので、不法滞在には抵触せず問題ないはず。しかし管理官から何を質問されるか、ドキドキ。そんな時、入国管理官からの質問が。

 

お元気ですか?(日本語、しかもお上手な発音)

 

・・・一瞬答えに止まりましたが、「元気です、付タイスマイル、もちろんマスクで見えない)」と回答して、すんなり出国スタンプをゲット。

 

意外にすんなり。もしやこのあとに、別の関門があるのかと気負いましたが、それもなく。

 

なんやねーん

 

空港の雰囲気

出国検査後、通路を進むとスワンナプーム内に設置されている有名な乳海攪拌のオブジェが見えてきました。これはカンボジアのアンコールワットの壁画のオブジェバージョンです。

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このオブジェについて詳細を知りたい方は、一番調べてまとめた過去ブログをご覧ください。少しミステリーな内容です。

38becca.hatenablog.com

 

さて先の写真にありますように、オブジェ後ろにあるはずの店舗が寂しい様子です。ほとんどのお店は閉店または撤去でした。飲食もほとんどオープンしておらず、いわゆる飲み物も相当探して購入しました。せめて食べ物は空港へ来る前に入手しておいたほうが良いです。

 

機内の様子

搭乗手続きの時から分かっていましたが、明らかに乗客数は少ない状態です。たしか航空券のネット予約時は「残り5席!」なんて表示がありましたが、よくある購入を急かせる意図だったのでしょう。

 

私は飛行機の尾翼付近の席を予約していたのですが(理由不明)、なんとそのトイレからトイレの区間は乗客は私だけ。

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なお席前のモニターは現在位置のみしか表示できず、映画や音楽の視聴は不可。超ヒマです。私は夜行便でしたので、この3列をゆったりと横になって眠ることができました。ソーシャルディスタンスはばっちり。

 

他尾翼の前後ではある程度一列に何人か乗客はいるようでしたが、これで航空業界はやっていけるのか、という懸念は強く実感しました。

 

関空到着(写真不可のため写真無)

定刻通り無事に関空到着。通常、飛行機到着区間から入国検査場所まで、空港内の移動は専用トラムなどであまり歩くことないのですが、そのような移動手段は全て停止されているため、自力で歩くしかありません。

 

というのも入国検査までに、PCR検査結果チェック、アプリや過去の健康状態の質問表提出など、何個関門があるのか分からないくらい、歩くたびに、受付・チェックがあります。私の便は早朝到着で人も少なく、確認カウンターも多数あり、一つずつのステップはスムーズでした。とはいえ、チェックする係員がたくさーん。

 

手荷物で重たい荷物の場合は、カート付きのバックをお勧めします。私は手荷物可能なキャリーバックを事前に購入して利用したので、重たいパソコン等はカートで移動することができたので良かったです。

 

空港から政府指定の待機場所へ

入国時PCR検査

書類系の審査が無事終了すると、次は到着時のPCR検査です。採取から結果まで約1時間ほど待ちます。これもドキドキです。

 

さて無事に陰性結果の判明後、14日待機が必須です。

 

出国の国により政府指定のホテルでの待機期間は異なります。たとえば、コロナ発症が多い国は10日など。私の場合、最初の3日間は指定ホテルでの待機、3日目に再度PCR検査で陰性であれば、晴れて自宅へ帰り残りの11日間自宅待機です。

 

指定ホテルにて待機

関空となりの日航ホテルです。徒歩でも行けますが他の人との接触を避けるため、まずは自分の預け荷物を受け取り、税関確認後は専用車でホテルへ移動します。

 

初めて利用するホテルですが、ビジネスホテルのようで、けっこう広く、目の前の景色も綺麗です。

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窓からの景色を眺めながら、ごはんを食べました。

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連絡橋が見えます。逆側の部屋の人は淡路島が見えたようです。ええ景色です。

 

たまに見える飛行機の離着陸。

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ちなみに、部屋からの退出は認められず廊下にはスタッフが座っておられます。部屋には必要なタオルやトイレットペーパーが待機日数分の準備がありますが、もし水など必要なものは内線でお願いすると、部屋まで持ってきてくれます。

 

基本は飲酒禁止、禁煙(宿泊ホテルにより対応可かも)なのは、特定の人には厳しいかも。

 

監獄のようで、ある意味、至れり尽くせり。さて、重要な食べ物については、次にて。

ご飯

食事の配布

ごはんもだいたい決まった時間、たしか朝8時前後、昼は正午前後、夜は19時前後に部屋前に持ってきて、置いたらチャイムを鳴らして知らせてくれます。生ゴミは毎度その部屋前に袋に入れて置いておく、そんなシステムです。

 

ご飯の一例

ホテル移動前に食材のヒアリングがあります。これは外国人で特定の食材を避けたりしますし、個人の好み、アレルギーなどです。私はベジタリアンなので、その要望も対応してくれました。良かったー

 

朝ごはん

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昼ごはん

だいたい写真左上のような、おやつが一つ有。これが楽しみ。写真のよもぎ餅?が一番美味しかったです。おいしく味わって食べ、ついおかわりしたくなりました。

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夜ご飯も同じような感じです。

 

メニューは宿泊ホテルにより対応が異なるようで、ほぼ毎日同じメニューのホテルもあるようです。私の場合は3日のうち1日の夜ご飯メニューが同じくらいでしたので、良いほうかと。


最終PCR検査

いよいよ、これが最後のPCR検査です。

 

最終日の朝、自分で唾液をロートからサンプル入れに採取し、例によって部屋前に置いておきます。

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結果はお昼頃、電話にて連絡。ドキドキです。

 

さて、結果は陰性。

 

晴れて自宅へ帰ることができます。しかし公共交通機関を使用せずに移動する必要があり、家からの車お迎え、またはレンタカーやハイヤーを手配します。

 

私の場合はハイヤーで関空から移動。ようやく、一連の帰国が終わります。長く煩雑な手続きから解放されました。とはいえ、残りの11日の自宅待機。これも必要です。

 

本当に国境を越えることがどんなに大変か。コロナ前のようになるのは、いつになるやら。