タイで歯列矯正~矯正スタート後(後編)
さて、実際の強制にしている矯正後について今回はお話したいと思います。
矯正前と途中経過
何よりこの並びの変わりように自分が驚きました。
矯正前
矯正途中
上下のゴムカラーの色が異なります。実はこれ、ゴム付になって始めての時の写真です。
選ぶカラーを悩んで先生におすすめを聞くと、当時はクリスマス時期だったので「クリスマスカラーにしよう!」とノリで決めました。
先生は上下違うカラーはタイ人にも人気だよ、と言っておられましたが、私が知る限りでは見たことありません。タイ人も上下違うカラーに驚いていました。まんまと先生の計略に乗せられましたね。
今や昔の歯並びを見ることが恥ずかしいくらいです。
矯正メリット
- 自信を持って口を開けれる
- 歯に興味を持つ
- 英語の発音をしやすくなった?
自信がつき、歯に興味を持つ
「自信を持つ」というのは一番大きいなと思います。前までは歯の並びを気にはしていませんでした。とはいえ、写真撮影ではできるだけ口を閉じていました。今では矯正がある程度進み、並んできましたので自分の歯を見る楽しさ、興味を持ちました。
英語の発音に関係ある?
最近は(ちゃんと)英語発音の勉強をしていますが、英語は口の中を大きく開け、舌の位置や唇を意識します。その場合に歯が並んだほうが、発音のしやすくなったと感じます。英語を話す日本人にこの話をしましたが、イマイチ同意を貰えませんので、あくまで私個人の感覚です。
矯正デメリット
費用と痛みについては当たり前なので、ここでは略しておきます。 それ以外のデメリットとしては、
- 歯磨きに時間がかかる
- 食べ物の不自由性
- 歯と歯茎の間の三角ポケットが現れる
歯磨き
夜は徹底的に歯を磨きます。矯正中にいちど虫歯と言われたことがあり、軽度であったので矯正の中断はありませんでしたが、けっこう費用がかかりました。(おおよそ、6000円ほど。保険は適用されません)もう二度と虫歯にならないようにしようと思いました。
歯磨きは、通常の歯ブラシに加え、フロス2種類です。フロスでも通所のフロスでは歯の間が磨けない場所があります。
右は大きいカスを除く時に使用
写真左2つがフロス、フロスの糸の硬さが違います。奥歯の時は硬い方を使用。
食べ物のカスが大きい時はプラスチックフロスでそのカスを取ったりしているので、おおよそですが20分くらいは歯磨きに時間をかけています。
最近は慣れたので習慣化できていますが、当初は相当面倒でした。
ご飯について
矯正初期の頃、ひどい時はなんと「木綿豆腐ですら食べれない」ことがありました。これは自分ですら驚きましたね。
その場合に何を食べるのか。
ご飯はお粥。その他のおかずはブレンダーで刻み込み、まるで離乳食のような感じです。
この写真は矯正始めた頃、歯が痛くて大変だった時の昼ご飯です。本当に離乳食のような感じですよね・・・今はここまでひどくはありませんよ。
しかも歯であまり噛みたくないので、顎あたりの筋肉が落ちます。食べるものも少なくなり、ダイエットにも繋がります。とはいえ、その後食べれるようになると、がっつり食べてしまいリバウンド。私の場合、ダイエットにはなりませんでした。
歯と歯茎の間の三角ポケットが現れる
これは、矯正前歯が重なり合っていた箇所が歯が並んでその分歯茎と歯の隙間が見えやすくなったからです。今まで隠れていたのね。
矯正中に困ったこと
月1回しか診察できないことも困ることがありましたが、もう一つはコロナ自粛期間の時でした。病院が閉鎖となりましたので、2か月間ゴムを変えることができませんでした。
つまり歯が詰まった分、ワイヤーが伸びて口内に刺さり痛かったです。
とはいえ、だんだんとその痛さも慣れていきましたが。
矯正を早く終わらせるために大切なこと
歯を動かしていくのには何が大切なのか。あくまで私の経験にはなりますが、なんとなく動いているな、と感じる時がどんな時なのか感じたことを書きます。
そもそも歯を早く動かすとそのぶん、骨や歯茎に力がかかりその後歯が抜けやすくなったりする可能性があるので、もちろん無理のない矯正のなかで早く動くのは下記の場合かなと思います。
- お腹がすいている時
- 十分な睡眠後に起きた時
つまり、体に負担が掛かっていない時に動いていると思います。
矯正中で大切なこと
当たり前のことですが
- 歯磨きの徹底、虫歯を作らない
- 先生の言うことを聞く
これが大切です。せっかくお金と時間と痛みをかけているのに、無駄にしては勿体ありません。
一時期、上下の歯の並びをよくするためにゴム掛けをしていました。ご飯を食べるたびに外し、またつけるという面倒なものです。これを疎かにして、なかなか進まない人がいたようです。またそのゴム掛けを間違った歯どうしにひっかけたり。そりゃ、上手く進みませんね。その点、私はしっかりと先生の仰るとおりにしましたよ。
もちろんそのゴムも色とりどりでした。
私の場合、ゴムは左右で1か所ずつ付けます。
最近はマスク生活でゴムも見えないと腹をくくり選ぶ2色は異なる色の時もあります。
さらにカラフルです。
矯正は一生もの
矯正も整形の一種でもあり、元の形から変えているので、矯正が終わってもマウスピースなどをして歯の位置を固定しないと元の並びに戻ってしまうようです。歯は一生ものと言われますが、矯正が終わったとしてもこれから長い付き合いになりそうです。
マウスピースもタイならでは色とりどりの種類があるようで、それも今から楽しみです。