ほぼ日曜週刊タイ生活

タイ生活とタイ国内旅行を楽しく

タイの旬な話題

恒例になってきた、月一回のタイの旬な話題。今回はその内容とタイ人らしさについて。

 

 

感染者状況

先月のモーターショー以降からタイも感染症が増加してきましたが、1か月が経過なお感染者は多い状態です。5月7日時点、約2050名。日本の感染者数が約4380名なので、タイは約半分程度でしょうか。

 

特筆すべき点は死者数がここ1か月で増加してきていること。5月6日時点で18名。

 

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死者数について、いつも比較例を出しますが、ソンクラン(タイ正月)における道路での死者数は一日あたり最小でも40名。一日ですよ。

 

タイ政府からのお達し

これを受け、5月1日から政府お達しの主な3点はこちら。

  • 外出時のマスク着用義務、罰金あり
  • 飲食は基本持ち帰りのみ
  • 店の営業は21時まで

 

違反者は誰でも摘発

上記事項で一番重要なのは、マスク着用義務。それは、罰金を課せられるからでもあります。これを初日に堂々と破った強者がいらっしゃいます。それは、なんとプラユット首相。

 

しかも感染症に関する会議にて、おひとりのみマスク着用せず。写真一番手前のお方。罰金6000バーツ(約2万円)を支払う。(自腹なのか税金なのか?)

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Source : JIJI.com

 

堂々すぎるパフォーマンスから、これはただの茶番ではないかというご意見も多数。真実はどちらにせよ、このニュースによりマスク着用はバイクのヘルメットや他の何より大事であることが知れ渡りました。首相自ら宣伝するのはイイかもしれません。

 

また、私の住む田舎町シラチャのあるバーでは、制限時間を超え営業、お酒も提供したとして、日本人9名が摘発されたとか。違反者は誰かれ関係なく摘発されます。

 

マスク警察よりプレゼント

違反者に厳しい一方、反抗期な外人(西洋)が着用せず外出していると、タイ人のおばちゃんが「マスク無いなら、これあげるよ」という微笑ましい話も。私の知る限り、マスク警察より、タイはマスクをプレゼントするよ精神のほうが多い気がします。首相の周りはなぜマスクをプレゼントしなかったのだろう・・・深く考えないでおきましょう。

 

事実、私はタイの友人から会うたびにマスクを貰います。これは、タイではよく道すがら僧侶への托鉢(お金や食べ物を寄進して、徳を積む)に関連しているのではないかと思います。

 

写真は朝7時ごろ、おばちゃんらが僧侶へ食べ物を寄進。ほぼ毎日おばちゃんらはここで待ち伏せしておられます。写真後方の”おしん”というお店は内容と関係ありません。

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私のタイ生活は

私が勤める会社は製造業で、全員リモートワークは難しい(本当はそんなことない)ので、交代でリモートワーク。私も週2回のリモートワークをしっかりとこなし、元気いっぱいです。

 

店の営業時間は制限あるにせよ、買い物には不自由なく過ごせていますので影響はありません。

 

違う会社のあるタイ人はリモートワークをいいことに、遊び呆けている人も。上司が本人に電話しても繋がらず、遊んでいることがばれたとか。電話に気づかないほど、遊ぶなんて・・・。

 

そんな南国らしい緩さがある、タイの近況でした。