チェンマイでタイマッサージ&ハーブボールセラピーの資格取得
先日のチェンマイ旅行中に、タイ伝統のマッサージとハーブボールを使ったマッサージ2つを勉強をして、無事資格取得しました。この資格は受講申し込みから受講風景を今回紹介します。
- このスクールを知ったきっかけ
- スクールへの申し込みと受講
- レッスン場所
- レッスン内容
- ある日のランチ
- レッスン二日目 ハーブボールセラピー6時間
- インストラクター資格の取得
- 興味があれば一度スクールのホームページへ
このスクールを知ったきっかけ
スクール名はChiangmai Classic Art Thai Massage School(CCA Touch Private)です。
以前に自宅近くでタイヨガを日本人に学び、その先生はこのチェンマイのスクールで学んで先生になりました。このスクールはタイヨガ以外にもタイ伝統のクラスがあると知りました。
このスクールは、タイ政府により私立職業学校として許可されています。近年は感染症の影響を考慮しスクール運営方法も今の時代に合わせ、個別授業、デジタルの修了書、資格、動画はwebで学ぶ形式に変化して、生徒としては勉強しやすい環境です。
スクールへの申し込みと受講
スクールにはタイ在住数十年のベテラン日本人がタイ人の先生と連絡を取り持ってくれますので、メールは日本語で可。タイ人先生も日本人向けスクールなので、ある程度の日本語は話せます。あとで紹介しますが、日本人向けとはいえ、日本のようなガチガチなスクールではなくタイ特有の「のんびり」とした雰囲気です(やはり)。
レッスン場所
チェンマイにある先生の自宅兼レッスン場所でした。場所は市街地から離れているのですが、先生がホテルまで予定時間通りに迎えに来てくれます。
家は最近引っ越しされたようで、綺麗でした。市街地から離れていることもあり、扇風機だけで十分心地よい環境でした。
部屋にはワンちゃんもおられ、気持ちよさそうに寝ておられ、勉強しているこちらをたまに見て「なんか頑張っているね」と振り返り、また眠る。タイらしい気ままのんびりライフを送っておられました。場所は、そう風の出入りが多い入口付近。ここは人が通るには邪魔なのですが、家にいたワンコロも同じようだったなあ、と思い出しました。
レッスン内容
レッスンはそれぞれ1日で学べるコースを選びました。
レッスン一日目 タイマッサージ8時間
どの勉強にも流派がありますが、タイマッサージには主にバンコク式とチェンマイ式がありますが、ここではもちろん「チェンマイ式」です。
タイマッサージは表紙の写真にあるように、施術する側もストレッチのような感じです。これはとくにチェンマイ式においては、「マッサージをする施術者の体にも効く」というコンセプトがあるそうです。
そうこれは、体が硬い私にとっては大変でした。正直マッサージしながらストレッチを相手にしながら自分も相当しんどい状態で、大変でした。マッサージは足全体、手の平、腰、背中と全身に亘ります。
どちらもマッサージなので、先生と私で交代でお客さん役をする形で実技を学びました。先生にマッサージもしてもらえ、背中マッサージの時には連日旅行で歩き疲れた私はぐっすり(睡眠学習)でした。
ある日のランチ
先生の手料理を頂きました。チャーハンです。写真では見えませんが、食べきれないほどの量でした。タイ料理にはよくありますが、お酢と唐辛子(写真左上)は必ずついてきます。
レッスン二日目 ハーブボールセラピー6時間
ハーブボールセラピーは受けたことがなく、これが初めてです。ハーブボールというのは、ハーブの材料を混ぜて布にくるみそれをボール状にして、それを温め体に当ててマッサージします。
ハーブボールの準備
まずはハーブの入手から。ということで、この日は一部の材料を求めに市場へ。こぶみかんや、しょうが、ジンジャーを購入。
また、先生の家近くの雑草、いや、重要な材料であるユーカリの葉やアカシアの葉を収集へ。
それらを準備して、刻んだりすりつぶします。
今回は2種類のハーブボールを作成。
最後に紐で絞って完成。
このボールは温湿布と同じような使い方をしますので、体温より高い温度に温めます。
さて、私は写真赤矢印のモノが気になりました。これ、頭蓋骨部分がぐちゃとなっています。以前に頭蓋骨を落下してしまい、それから修復できずにいるそうです。見た目が怖いのと、面白いのと、でボールを温める間に触って治してみました。パズル得意では無いのですが。
私の大活躍
あれこれ触っていると綺麗にはまりました。あるべき場所にニコっとした骸骨をちゃんと戻せました。先生たちは大いに喜ばれました。正直、簡単に治りましたけれど「治すのは難しかったです」と言っておきました。
心なしか写真左下の置物も喜んでおられます。さて、ボールが温まったところで、まずは人形を使って練習します。
さてまた、面白いネタ。写真の人形で赤矢印。親指がありません。これ、先生に聞くと「ネズミが齧ったそう」です。ネズミさん、これ美味しいですか?
先生の靴下はかの有名な、ひこにゃん。お気に入りだそうです。
実践はこれまた先生と交代でマッサージします。頭、顔、うで、足、首、背中と全身回ります。前回のマッサージと違い、ボールで軽く体へ押し付けるだけなので、押す力は不要でマッサージする側も楽です。ただし、このボールからハーブ成分の色が抽出して出てくるので服には注意です。先生に教えて貰う側の時は今回も気持ちよく、気持ちよくぐっすりでした。
インストラクター資格の取得
実技後は即日インストラクター資格を貰えました。これで私も先生として教えることも可能です。日本にも数名お店をされている方もおられるようです。私の場合は、実践で練習させて貰ってからでしょうね。
インストラクターの資格証明の一部です。デジタル証明になっていますので、データ保管になります。私が先生となって生徒に教えその生徒も資格を申請することで資格を取得可能。そんなバトン方式を取られています。
興味があれば一度スクールのホームページへ
もし興味があれば、スクールのホームページを一度ご覧ください。私の勉強したマッサージはほんの入り口であり、上級者コースもあります。
ホームページの文章は面白いのも特徴です。最後にそのホームページから「タイマッサージはじめて物語」箇所を引用します。
タイマッサージの世界「マ界」への入口編です。人生の旅の途中に、怖いもの見たさで一度「軽ーい感じ」でご受講ください。時代の変化が速く、何が正しいか私にもわかりませんが、とにかく縁にぶち当たってく感じです。もしこの講座でタイマッサージにピーンときたら、あなたは癒し系の星から来た癒し星人かもしれません。それ以上深くマ界に入るか、カオスの魔界に戻るかはあなたしだいです。
ちなみにスクールから紹介料などは一切貰っていませんので、悪しからず。