チェンライ観光①白・黒の芸術建物~北部旅行2
今回の旅行記その2はチェンライの観光について記載します。写真が多いので、今回のブログは長くなります。
チェンライの特徴はタイで多く見かけるような金ぴか、では”ない”色の建物が特徴です。また個性的な芸術作品としての観光場所が多くありました。
1.真っ白な芸術作品の寺院は面白い像あり
ワット・ロンクン Wat Rong Khun
チェンライ観光で代表的なお寺です。真っ白なお寺で、空の青さと併せてとても綺麗でした。
設立は1997年、比較的に新しく綺麗な寺院です。芸術家作品として作られたようで、ところどころ芸術的(良く言えば)な像が数多くありました。
白すぎるので、清掃員の黒い人影がすごく目立ちます。そして彼らの水まきが飛んでくるので、要注意。
本堂へ入る道すがら、手が伸びていることに驚きます。地獄を表現しているようです。
まるで指を刺され、怒られているかのようです。右下の河童が。私が最初怒られているかのような感じを受けました。。。
すごくいい天気でしたので像が太陽を背にして、まるで魂が登っているかのようです。
2014年に地震が発生した影響らしく、一部改修中でした(いまだに?)。
それにしても、太陽が眩しくて暑いです。いいところに傘の形をした日よけ場所がありました。
よく見ると、小さな鍵が吊り下がった傘です。
違う傘?には大きめの鍵がぶら下がっており、そこのスペースには日本の絵馬のようなお願い事(おそらく)が書いていました。(内容の判読は不可)
境内には金ぴかのお寺もありましたが、この圧倒的に白いお寺の前では普通すぎな感じでした。
さて、こんな像がありました。
私にはスターウォーズのヨーダをモチーフにしたとしか思えません。
樹から吊るされたお面がありました。
これら使用の著作権許可は確実に貰っていないでしょう。
さて、疲れたので日陰でゆっくり。お参りされている感じのお坊さんを見かけました。袈裟にあったオレンジ色のマスク姿です。
最後に一番いいなと思った像。これは「禁煙!!」を如実に表しているのでいいな、と思います。たばこを吸ったら、地獄だぜー。みたいな感じです。
2.真っ黒な建物は芸術作品
バーンダムミュージアム Baandam museum 又の名を黒い美術館
先ほどは白い色で心は綺麗になり、次は黒へ行ってみよう!と。
これはチェンライ出身の芸術家、タワン・ダッチャニーという方の作品やコレクションを数多く展示したアートミュージアムです。写真は光を調整しても、黒いオーラが出ています。
これは入口付近の宣伝たち。
怖そうでまっくろ雰囲気が満載です。
先ほどの白い寺院とは打って変わりすぎ。建物は不気味な感じです。
入口に入ろうとすると、鳥居の横から水蒸気が噴射。涼しくなるので、良かったですけれど。魔界への入口な感じですね。
寺院の中です。うーむ、魔界。
この真ん中に描かれている人が、タワン・ダッチャニーです。
そして、工事中は先ほどの白いお寺と同様です。タイっぽく、ゆっくり作業されていました。(=いつまでも終わらない。)
敷地内はところどころに建物があり、それぞれ怪しい雰囲気を醸し出しています。
とはいえ天気が良いので、太陽とその怪しい雰囲気のコントラストが出ていい感じでした。
一輪の花も、より一層に際立ちます。
敷地内にあるポストに投函しても、地獄行きなのでは。
おじさん、自分はイケテル雰囲気醸し出しているけど・・・
3. 中国式の白い観音堂で、ピカチューに遭遇!?
ワット・フアイプラカン Wat Huay Pla Kang
車で移動している時に遠くから大きな白い大観音が見えて、先ほどの建物から受けた黒く漂う気持ちを一層したくなり、当初はこの場所に行く予定をしていませんでしたが、行くことに決めました。少しお腹がすいていましたが、ランチ前に行くぞと。
高さは79mくらいだそうです。まあ、とにかく大きいです。
中国様式の九重塔と仏堂が敷地内にあります。
とりあえず、観光場所を作るために集められた建物のような感じを受けます・・・
観音像は小高い丘の上に位置しているということは、正面から大観音を仰ぐと、
やはり、階段があります。しかも相変わらず一部改修中。階段には暑くて誰もおらず。おそらく別ルートで上がる方法があるのでしょうが、私は自ら階段を登ろうと!
先ほどの傘とは違い、太陽が魂のように見える。。。
ふう、なんとか頂上へたどり着きました。竜の爪(写真右から2つ)が欠けておられますよー
何いっとんじゃー。と竜様から怒られたような感じです。
す、すいません。
それにしても空が青くて、神々しさがさらに向上してますね。真っ白はおしろいを塗ったかのように見えますが。像をよく見ると左手には”とっくり”をお持ちになっておられているかのよう。
頂上の場所には、ゆっくりする場所やお参りする場所など。
いた、机の下に犬さん。タイルの上で涼しく睡眠。気持ちいいだろうね。
お金をこの割りばしのようなものに刺すのが、タイ版投げ銭スタイル。お金のお顔を見るとどこの国の人が多いのか分かりますね。圧倒的に中国多し。ちなみにバケツに入っているのはお米です。柱後ろの場所で販売されています。
実はエレベータが内部にあって、大観音の顔の位置(25階)まで登ることができます。せっかくなので、行くことにしました。
エレベータに貼ってあったお坊様、お偉い人だと思います。チケット20バーツ(約136円)。これは外国人観光客料金で、タイ人は半分の20バーツです。なぜなら、最初は私をタイ人と間違えられたのですが、すぐに感づいてしまわれました。
エレベータから降りると・・・造られた空間が広がります。
内部の壁画です。
中国式な感じですね。それにしても、寅さん優しそう。
これは、観音様のお目の位置です。それにしても、扇風機は塗料を乾かすためでしょうか。
観音様から見た下界(駐車場)。中国サマからの観光客が来られないので、ほぼ空いていますね。
内部の他にも扇風機が。もうすでに乾いているし、中は涼しいので不要なのですが。
樹にいる”動物”は・・・!
どうみても、ピカチューでは。なぜここに。しかも耳が異様に長い気がします。わざと長くして、これはピカチューではないと言い切るのでしょう。よくアルアル。
さて、タイぷらす中国の造形を満喫して、下界へ。
ここは、中国といってもおかしくない場所です。中国観光客のための場所なのでしょう。
先ほどの階段を上らなくてよいバスを見つけました。
ええ、未許可キティちゃんでしょう。
さて、ここまで意外と長くなってしまったので、チェンライ観光は2つに分けて、次回は青い建物(今度は歴史が少しはあります)と食べ物について。
後ろのバスは観光バスです。私は何をモチーフにしたのか分かりませんが、とりあえず派手なのは確かです。