ほぼ日曜週刊タイ生活

タイ生活とタイ国内旅行を楽しく

チェンライ観光①白・黒の芸術建物~北部旅行2

今回の旅行記その2はチェンライの観光について記載します。写真が多いので、今回のブログは長くなります。

 

チェンライの特徴はタイで多く見かけるような金ぴか、では”ない”色の建物が特徴です。また個性的な芸術作品としての観光場所が多くありました。

 

 

 

1.真っ白な芸術作品の寺院は面白い像あり 

ワット・ロンクン Wat Rong Khun

チェンライ観光で代表的なお寺です。真っ白なお寺で、空の青さと併せてとても綺麗でした。

 

設立は1997年、比較的に新しく綺麗な寺院です。芸術家作品として作られたようで、ところどころ芸術的(良く言えば)な像が数多くありました。

f:id:Manax:20201028121240p:plain

白すぎるので、清掃員の黒い人影がすごく目立ちます。そして彼らの水まきが飛んでくるので、要注意。

 

本堂へ入る道すがら、手が伸びていることに驚きます。地獄を表現しているようです。

f:id:Manax:20201028121338p:plain

 

 

まるで指を刺され、怒られているかのようです。右下の河童が。私が最初怒られているかのような感じを受けました。。。

f:id:Manax:20201028121451p:plain

 

すごくいい天気でしたので像が太陽を背にして、まるで魂が登っているかのようです。

 f:id:Manax:20201028121858p:plain

 

 

f:id:Manax:20201028122000p:plain

 

2014年に地震が発生した影響らしく、一部改修中でした(いまだに?)。

f:id:Manax:20201028122047p:plain

 

それにしても、太陽が眩しくて暑いです。いいところに傘の形をした日よけ場所がありました。

f:id:Manax:20201028122207p:plain

 

よく見ると、小さな鍵が吊り下がった傘です。

f:id:Manax:20201028122314p:plain

 

違う傘?には大きめの鍵がぶら下がっており、そこのスペースには日本の絵馬のようなお願い事(おそらく)が書いていました。(内容の判読は不可)

f:id:Manax:20201028122432p:plain

 

境内には金ぴかのお寺もありましたが、この圧倒的に白いお寺の前では普通すぎな感じでした。

f:id:Manax:20201028122623p:plain

 

 さて、こんな像がありました。

f:id:Manax:20201028122801p:plain

私にはスターウォーズのヨーダをモチーフにしたとしか思えません。

 

樹から吊るされたお面がありました。

f:id:Manax:20201028123105p:plain

 

f:id:Manax:20201028122956p:plain

これら使用の著作権許可は確実に貰っていないでしょう。

 

さて、疲れたので日陰でゆっくり。お参りされている感じのお坊さんを見かけました。袈裟にあったオレンジ色のマスク姿です。

f:id:Manax:20201102190320p:plain

 

最後に一番いいなと思った像。これは「禁煙!!」を如実に表しているのでいいな、と思います。たばこを吸ったら、地獄だぜー。みたいな感じです。

f:id:Manax:20201028123236p:plain

 

 

2.真っ黒な建物は芸術作品

 バーンダムミュージアム Baandam museum 又の名を黒い美術館

先ほどは白い色で心は綺麗になり、次は黒へ行ってみよう!と。

 

これはチェンライ出身の芸術家、タワン・ダッチャニーという方の作品やコレクションを数多く展示したアートミュージアムです。写真は光を調整しても、黒いオーラが出ています。

f:id:Manax:20201028123645p:plain

 

これは入口付近の宣伝たち。

f:id:Manax:20201028123711p:plain

怖そうでまっくろ雰囲気が満載です。

 

先ほどの白い寺院とは打って変わりすぎ。建物は不気味な感じです。

f:id:Manax:20201102184832j:plain

 

入口に入ろうとすると、鳥居の横から水蒸気が噴射。涼しくなるので、良かったですけれど。魔界への入口な感じですね。

f:id:Manax:20201102185011j:plain

 

寺院の中です。うーむ、魔界。

f:id:Manax:20201102185126j:plain

 

この真ん中に描かれている人が、タワン・ダッチャニーです。

f:id:Manax:20201102185216j:plain

 

そして、工事中は先ほどの白いお寺と同様です。タイっぽく、ゆっくり作業されていました。(=いつまでも終わらない。)

f:id:Manax:20201102185411j:plain

 

敷地内はところどころに建物があり、それぞれ怪しい雰囲気を醸し出しています。

f:id:Manax:20201102185513j:plain

f:id:Manax:20201102185535j:plain

 

とはいえ天気が良いので、太陽とその怪しい雰囲気のコントラストが出ていい感じでした。

f:id:Manax:20201102185759j:plain

 

一輪の花も、より一層に際立ちます。

f:id:Manax:20201102190016j:plain

 

f:id:Manax:20201102190220p:plain

 

敷地内にあるポストに投函しても、地獄行きなのでは。

f:id:Manax:20201102190121j:plain

おじさん、自分はイケテル雰囲気醸し出しているけど・・・

 

3. 中国式の白い観音堂で、ピカチューに遭遇!?

ワット・フアイプラカン Wat Huay Pla Kang 

車で移動している時に遠くから大きな白い大観音が見えて、先ほどの建物から受けた黒く漂う気持ちを一層したくなり、当初はこの場所に行く予定をしていませんでしたが、行くことに決めました。少しお腹がすいていましたが、ランチ前に行くぞと

 

高さは79mくらいだそうです。まあ、とにかく大きいです。

f:id:Manax:20201105154654p:plain

 

中国様式の九重塔と仏堂が敷地内にあります。

f:id:Manax:20201107121731p:plain

とりあえず、観光場所を作るために集められた建物のような感じを受けます・・・

 

観音像は小高い丘の上に位置しているということは、正面から大観音を仰ぐと、

f:id:Manax:20201105154954p:plain

やはり、階段があります。しかも相変わらず一部改修中。階段には暑くて誰もおらず。おそらく別ルートで上がる方法があるのでしょうが、私は自ら階段を登ろうと!

 

先ほどの傘とは違い、太陽が魂のように見える。。。

f:id:Manax:20201105155954p:plain

 

ふう、なんとか頂上へたどり着きました。竜の爪(写真右から2つ)が欠けておられますよー

f:id:Manax:20201105160422p:plain

 

何いっとんじゃー。と竜様から怒られたような感じです。

f:id:Manax:20201105160626p:plain

す、すいません。

 

それにしても空が青くて、神々しさがさらに向上してますね。真っ白はおしろいを塗ったかのように見えますが。像をよく見ると左手には”とっくり”をお持ちになっておられているかのよう。

f:id:Manax:20201105160952p:plain

 

頂上の場所には、ゆっくりする場所やお参りする場所など。

f:id:Manax:20201105161035p:plain

いた、机の下に犬さん。タイルの上で涼しく睡眠。気持ちいいだろうね。
 

お金をこの割りばしのようなものに刺すのが、タイ版投げ銭スタイル。お金のお顔を見るとどこの国の人が多いのか分かりますね。圧倒的に中国多し。ちなみにバケツに入っているのはお米です。柱後ろの場所で販売されています。

f:id:Manax:20201105163702p:plain

 

実はエレベータが内部にあって、大観音の顔の位置(25階)まで登ることができます。せっかくなので、行くことにしました。

 

エレベータに貼ってあったお坊様、お偉い人だと思います。チケット20バーツ(約136円)。これは外国人観光客料金で、タイ人は半分の20バーツです。なぜなら、最初は私をタイ人と間違えられたのですが、すぐに感づいてしまわれました。

f:id:Manax:20201105164422p:plain

 

エレベータから降りると・・・造られた空間が広がります。

f:id:Manax:20201105165332p:plain

 

 内部の壁画です。

f:id:Manax:20201107122348p:plain

f:id:Manax:20201107122307p:plain

中国式な感じですね。それにしても、寅さん優しそう。

 

これは、観音様のお目の位置です。それにしても、扇風機は塗料を乾かすためでしょうか。

f:id:Manax:20201107122454p:plain

 

観音様から見た下界(駐車場)。中国サマからの観光客が来られないので、ほぼ空いていますね。

f:id:Manax:20201107122518p:plain

 

内部の他にも扇風機が。もうすでに乾いているし、中は涼しいので不要なのですが。

f:id:Manax:20201107122640p:plain

 

樹にいる”動物”は・・・!

f:id:Manax:20201107122559p:plain

どうみても、ピカチューでは。なぜここに。しかも耳が異様に長い気がします。わざと長くして、これはピカチューではないと言い切るのでしょう。よくアルアル。

 

さて、タイぷらす中国の造形を満喫して、下界へ。

f:id:Manax:20201107123303p:plain

ここは、中国といってもおかしくない場所です。中国観光客のための場所なのでしょう。

 

先ほどの階段を上らなくてよいバスを見つけました。

f:id:Manax:20201107123330p:plain

ええ、未許可キティちゃんでしょう。

 

さて、ここまで意外と長くなってしまったので、チェンライ観光は2つに分けて、次回は青い建物(今度は歴史が少しはあります)と食べ物について。

 

f:id:Manax:20201107123230p:plain

後ろのバスは観光バスです。私は何をモチーフにしたのか分かりませんが、とりあえず派手なのは確かです。