タイ国内旅行〜移動とアユタヤ遺跡・歴史少々〜
さて、初のブログ更新予告の記事です。
2019年の年末に「タイ国内、さすらいの旅」を敢行しちゃいました。
場所はタイ歴史に大きく関わりのある土地、スコータイ、アユタヤです。今回は、アユタヤのほうについてお話します。
といっても、ほとんどが移動でハラハラした内容です。少々歴史についても記載していますので、楽しんで読んでください。
旅の概要
今回の旅の順番は、先にスコータイSukhothai(下記で北位置)を観光、その次にアユタヤAyutthaya(下記で南位置)へ移動しました。その北から南へ長距離バスで移動したお話から始まります。
おおざっぱに言うと、スコータイは私のイメージ奈良、 アユタヤは私のイメージ京都な感じです。
移動時間は約7時間、長距離バスに乗りこみます。
あれ、グーグルマップ様は4.5時間やん(今さら気付いた。)途中たくさんの場所で人を乗せるので直通より時間はかかるのでしょうが、かかる時間が違いすぎません?、笑
バス停でバスを待つ間、犬が運転しているような場面に遭遇!
うちの犬に似ている感じ。気持ちが和やかに。
観光地なので、乗客はローカルより旅行者が多かったです。
バスやって来ました。
意外と、時間通りでした!素晴らしい!!
バスは満席でした。
田舎道を行くー行くー
道は国道なので、そこまでガタガタ衝撃は無かったです。
途中でトイレと昼休憩。
出発時間が不明のため、 他の人はトイレを済ませるとすぐにバスに戻ったけれど、 私は意を決して、チケットに昼ごはんが付いていたので、ごはんを食べてみました。
食べかけで、失礼。写真のとおり、美味しくなかったです。
予想どおり、トラブル発生
アユタヤで降りるところまではスムーズだったけれど降りたところで、トラブル発生。
ちなみに、アユタヤで降りるのは私だけ。その他は終着のバンコクへ。
アユタヤにて降車場所は、 バスターミナルではなくハイウェイの途中であることは、 事前に調べていたし、 バスチケットを購入するときに聞いていたので知っていました。
こんな場所でした。
降車後は、便利なGrabタクシーを呼んでホテルへ直行しようと考えていましたが、これが甘かったあああ!
※Grabタクシーとは、便利なタクシーツールです。 アプリをダウンロードして、行きたい場所をマップでチェックするだけ、お金も事前にタクシー乗車前にアプリで表示され、費用も決まります。ローカルタクシーを使うのに難関である、ドライバーへ場所を伝えること、費用の交渉が不要という、便利なタクシーです。 少しタクシー代が高額な場合もありますが、 ぼったくりされるよりはマシでしょう。
バンコクはもちろん、私の住んでいる地域でも使え、日本よりタクシー代は断然安いですので重宝しています。 アメリカでのアプリはUberでしょうか。 こんな便利なタクシー乗車方法が、 日本でも普及したらいいのにー。
さてバス降車後、 ホテルへの移動をしようと近くのタクシーを探すとアプリ上、 たくさんいるようですが、 行きたい方向のタクシーがいつまで経っても捕まらず。
タクシーは使えない、周りのタクシーは危なさそう。
どうしよー
そんな時、ロットゥという、乗り合わせバンが近くに来て、アユタヤ行く? と聞くと「行くよ、出発するから早く乗れ」と。
ロットゥの入口をカメラがなぜか撮影していました。危険の予知?
なお次の写真はアユタヤでの撮影ではありませんが、ロットゥの外観です。
※ロットゥとは、乗り合わせミニバスのことです。 乗る人がいっぱいになれば出発します。運転が荒く、 速度も出すということでヒヤヒヤします。 降りる場所は自分で運転手に叫ばないといけない、 ハードルの高い乗り物です。料金が安く、場所にもよりますが、 タクシーで350バーツのところ、40バーツで行けます。 いわゆる、早い安い怖い。
乗ったのはいいけれど、グーグルマップで調べる限り、 アユタヤの逆方向、バンコクに果てしなく向かっている!しかも、 速度がはやーい。
これは乗り間違えたなと思い、 一応となりの乗客に聞くと、「これはバンコク行き、 アユタヤは逆方向よ!」と。
すぐに止まって!と叫び、 程良さそうな場所に降ろして貰いました。
バス道でいうと、逆方向の道に私は立っているべきでした。それにしても、乗る前にアユタヤ行く、と言ってたハズでは?ここがアユタヤに近い、という意味?
まあ、本来向かうべき方向の道へ歩道橋を探し渡り、 さてどうしようかと。少し歩くと、ロットゥを止める人を発見。
その人にこれ、アユタヤ行く?と何度も聞き、 ドライバーにも聞き、グーグルマップでも細かに確認して、 なんとかホテル近くまで移動。そのあとは、 バイクタクシーにてホテルへ。
参考までに、バイクタクシーの運転手たちがなごんでいる様子(アユタヤではありません)。
※バイクタクシーとは、バイクのタクシー(タイ名:モタサイ)。 運転手は基本オレンジ色のベストを着ています。 乗客は運転手の後ろに乗ります。 一番安く目的地に連れて行ってくれますが、 乗客はヘルメット無しですし、基本怖いです。 バンコクはよく乗客にもヘルメット着用の検問があるので、 ヘルメットを準備されていることが多いですが、 実際着用しているのはあまり・・・でも簡単な移動は可能です。
ホテル到着
無事、ホテルへなんとか到着。
そのホテルもチェックインして部屋に入ってトイレの電気をつけると電球が切れていたし、ベッドのシーツは穴が空いていたり。
少しの穴ですけど、分かります?
けっこう値段が高いホテルなのに。
はあー
一応、アユタヤ観光について
せっかくの旅行記なので、アユタヤの観光について書きますか。
とりあえずは写真を、連打します。
次の写真はタイ旅行の特集で見かけることが多いのでは。超有名です。
木の中に仏像の顔が。一応、寺院の名前はワット・マハータートと言います。
犬サマは敷地の立ち入りOK。
カンボジアのアンコールワットのような外観
クメール様式の寺院です。
夕日が綺麗
鶏の置物
ここは異常に鶏の置物がたくさんあります。
いや、たくさん過ぎるでしょ。
生きている鶏はいないけれど、鳴き声が聞こえそうです。
コケコッコー
この鶏の置物について、歴史に由来があります。
鶏の置物歴史
時は16世紀。
ビルマに占領されていたタイ(アユタヤ朝) が数々の戦闘により独立を果たしました。 なかでも最激戦地だったのが現アユタヤ付近。
当時の王様は、タイ三大王と称されるアユタヤ朝21代王ナレースワン。彼は幼い頃、人質としてビルマに捕らわれていましたが、 帰国後アユタヤを復興し、祖国の独立を果たした英雄だそうです。
おそらく中心に建立されている像の方かな。
さて、鶏だらけ状態になってしまった理由は・・・
ナレースワン王は子供の頃ビルマに捕らわれ、その際、 ビルマの副王と戦況を占う意味で闘鶏をして、 勝利したそうです。それ以後、 闘鶏はナレースワン王のシンボルになったのだとか。 このナレースワンに願掛けをして、 願いが叶うと鶏の像をタイの人は奉納するらしいです。
つまり、 このナレースワン像は失地回復を果たした業績を顕彰するという目的と同時に、信仰の対象となっています。
この鶏の置物、アユタヤ以外でもタイの道中で売られているのを目にします。
こんな理由があったのね、と初めて知りました。
アユタヤ遺跡について
お気づきかと思いますが、遺跡はけっこう破壊されています。
これも酷い状態です
下の小さな仏像は綺麗な状態でしたので、後で置いたのかもしれませんね。
建造物は、歴史上ビルマ軍がタイへ進入し破壊されました。彼らも仏教徒であるはずですが。。。
さて、夕陽が見えてきたので帰らねば。
アユタヤ地域内の移動方法
アユタヤの遺跡はそれぞれ場所が離れているので、 自転車で移動しました。観光開始が16時ごろ、自転車の返却が19時なので急ぎ周ります。
自転車の写真を撮る余裕はなかったので、また別の機会に。まー、フツーのママチャリでした。
私はもちろん地図が読めず、 読んでいる暇があれば移動したほうが良いので、 寺がありそうな方向へ自転車を走らせました。
この地図はかなり縮尺されています。
アユタヤは北をオールド・ロッブリー川、東をパーサック川、西・南はチャオプラヤー川に囲まれているので、 場所によっては船が必要です。泳ぐのはまあ、 生命の危機があるので止めましょう。
船の乗車は一回5バーツ、10分も待てば向こう岸から船がやって きて、3分もあれば向こう側に到着します。
沈む心配は、ないでしょう!
と思い込む。
夜は船着場に待っているのが私だけだったので、 本当に来るのかなーと待っていたら、 コトコト向こうからゆっくりとやってきました。
下の写真は関係ない船の写真です。最初はこれかなと思い、乗りそうになりました。
アユタヤ観光の総論
総じて、良い思い出のないアユタヤ旅行でした。
まあ、こんなこともあるさー
これよくタイでは見かける、手を合わせる仕草、ワイ。挨拶で使います。
ちゃっかり下には鶏サマがおられます。
スコータイのブログ記事について
歴史地域の観光は歴史の話をしなくては、面白みがありませんね。
ということで、もう一つのスコータイ旅行は歴史の話を主眼にしていきたいと、現在準備中です。スコータイのほうに、今回のアユタヤの話も入れるような構成をしています。
とにかく、気合が入って作っています。
が、そろそろ疲れてきました。
オイ
道半ばで終わらず、書き上げれるよう頑張ります。完成まで少々お待ちくださいませ。