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チェンライからチェンマイへタクシー移動で途中温泉へ~北部旅行4

チェンライ観光は到着日を除き1日で終了。次はチェンマイへの移動で、ここは豪華にタクシーを使用しました。本当はバスを利用したかったのですが、あるトラブルと私の予定が合いませんでした。タクシーでは途中休憩で天然温泉へ立ち寄りました。今回はそのグダグダの話と道中の話です。

 

 

 

チェンライからチェンマイへの移動概要

大まかにいうと、チェンライからは南下移動で、約300kmの移動になります。

大雑把な旅程でいうと、チェンライ→天然温泉(寄り道)→チェンマイです。

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 地形は山道で、チェンライ付近は明らかに工事マークが。とはいえ、タイのドライバーです(運転が荒い)ので、休憩込で合計4時間くらいで目的地に到着しました。

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チェンライからチェンマイへの移動費用の比較

2020年10月時点

  • バス (等級による)130から300バーツ
  • タイ人経営タクシー 2000バーツ
  • 日本人経営タクシー 2800バーツ

バスより10倍、そしてタイ人経営タクシーより800バーツ(2720円)の違い。なぜ高額なのに日本人経営タクシーを選択した理由は、信頼性と確実性です。以下にグダグダ発生したタイ人とのやり取りと選んだ理由を書いていますが、実際の旅行の話を読みたい場合は目次から飛ばしてくださいませー

 

バスを使用しなかった理由

バス公式サイトからの予約不可という単純な問題です。グリーンバスという、バス会社がありチェンライ⇔チェンマイ間が運航されています。

  

www.greenbusthailand.com

 

現在(2020年11月時点)ではバス公式サイトの予約画面は通常どおりでしたが、私の旅行前の時点では、なぜか予約画面が現れず。バス公式のアプリもあり、ダウンロードして予約しようとしても、不可でした。なんでやねーん。

 

通常どおりのバス予約画面

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チェンライのバス窓口でバスチケット購入の手もありましたが、私の移動日はタイ祝日と重なり混雑して面倒な点、私の旅程上できるだけ早くチェンマイに確実到着したかった点があり、どうしても直前にバス予約をしたかったのです。

 

そこでやむなく会社を退職した通訳にヘルプを頼み、バス会社のコールセンターに連絡してもらいました。通訳からは、「旅行関係の時によく連絡くるね」と言われました、(笑)

 

バス会社の人が言うには、「ネット及びアプリのトラブルは1週間後には直るからその後に予約してね。」予想通りでしたが、1週間経っても予約画面は変わらず。埒があかず、やむなくバス予約は諦めました。

 

タイ人経営のタクシー会社とのグダグタ(読み飛ばし推奨)

次にタクシーを検索。ある英語サイトのタクシー会社はHPにしっかり料金体系があり、メールで予約をしようと連絡しました。

 

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もちろん、ここはタイ人運営会社でした。すぐに英語が使えないと判明しましたが、このあとのコミュニケーションが大・大煩雑。よくタイの仕事でアルアル事例と同じでした。

 

主なグダグダ

  • 相手がLine登録しないと予約受付しないと強情⇒仕方なく私はLine登録
  • Lineに相手から連絡なし⇒相手はLineをチェックをしていないのに、私が登録していないと言い張る。スクショを取ってメール連絡。謝ることなし
  • その後ラインでのやり取り。相手はタイ語からの英訳をそのまましており主語の欠落と時制がめちゃくちゃで意味不明(タイ語は主語欠落、厳密な時制の決まりが無い)。
  • 出発・到着の住所を伝えるが、周りの建物やホテルの写真を要求⇒タイ人のタクシー運転手は地図を読めないので、写真の雰囲気で場所を捉えるため。(たぶん)写真送付するも、場所が理解できない。(土地に住んでいるはずなのに、なぜ)

 

このタクシー会社とのやりとりが面倒になったのに時間を掛けることが面倒になったので、キャンセル。結局、日本人経営のタクシー会社を検索。2、3社見つけ、連絡を取りすぐに返信来た会社に決定。途中の休憩を依頼すると温泉への立ち寄りとなりました。

 

日本人経営タクシー

このタクシー会社のタイ人運転手は出発時間の約10分前にホテルへ迎えに来てくれ(これ、タイではすごい。)私の計画通りに到着、及び天然温泉への立ち寄りもできたので良かったです。タイ人運転手も気さくでいい人でしたので、おススメです。


J.TRAVEL SERVICE
http://www.chiangraitravel.com

日本語で連絡可

 

お待ちかね道中についてです。

 

天然温泉へ

ちゃんと天然温泉と書かれてあります。湧き出ています。周りの柵は無く、勢いよく吹き出しっぱなし。

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 周りは、のどやかです。バイクの運ちゃんは相変わらずノーヘルメット。奥に見える遺跡のような建物はなんと、宿泊ホテル(未完成)。右下の普通車で移動です。なんとドライバーは英語を片言に話せる女性タイ人でした。

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ここでは、トイレ休憩とカフェへ。ちなみに、天然温泉へ浸かることはできません。それは、タイ人が温泉に浸からない文化であることも理由ですが、あとで理由は判明します。

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店内。カフェとは言え、ありがちなタイ料理やら甘いスイーツ。

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 お腹もすいていませんので、ラテを頼みました。向こうには、あの未完成の宿泊ホテルが見えます。未完成というより途中で工事を中止した、ただの廃墟のような。

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さて、足元には足湯ができる場所が。せっかくなので、トライしてみようかと。

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思いましたが、激熱。あつーーーーい。少しもこの熱湯に足は着けることができませんでした。湯気が出ていませんので感覚ですが、軽く60度くらいでしょうか。いやそれ以上かも。

 

さて、ラテ到着。

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ラテのほうが、ぬるい感じを受けました。クッキーは・・・湿気で美味しくなかったです。。。

 

温泉卵に挑戦

通常の卵もありましたが、小さい卵で温泉卵を作ります。作ると言っても、ただ源泉に浸けるだけ。

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 温泉へ沈めます

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だいたいお湯(激熱)に浸けたのは、5分から10分くらいでしょうか。引き上げて、車中でいただき。

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少し半熟でしたが、おいしい。よくある(!?)、卵の中から干上がったひよこが出てこなくて良かった。

卵とともに、醤油も付けてくれました。この袋はよくタイの屋台のテイクアウトにもある袋方式。この輪ゴムを外すのが大変でしたし、なくてもおいしいのでそのままパクリ。

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途中なんとあのグリーンバスを見かけました。通常運行していたようです。こちらは、タクシーで思いっきりそのバスを抜かしてくれたので、すっきりしましたー(ナイス、ドライバーさん!)

 

さてチェンマイ周辺までの到着はスムーズでしたが、その後宿泊ホテルまでを迷い(google mapみながらもやはり無理。ある程度の予想どおり)最後のさいごに・・・

少し時間をロスしましたが、無事にチェンマイにて到着。

 

まずは確実、安全到着でなによりでした。次はチェンマイの歴史と寺院の記事です。中央の歴史(スコータイやアユタヤ王朝)とはまた別の歴史となります。お楽しみに。

 

 

 

チェンライ観光②青色寺院とお土産~北部旅行3

先日のチェンライ観光①に引き続き、チェンライ観光その②です。前回は、白の寺院で芸術作品を楽しみ、次に黒の美術館(美術の”美”は微妙)で気分が落ち込み、別の白の寺院へ行き太陽と白さに圧倒されましたが、今回は青色寺院とお土産などその他について記載します。

 

 

 

1.  真っ青な寺院の影は何色?

前回の白い寺院に引き続き、チェンライで大有名なお寺。Wat Rong Suea Ten ワット・ロンスアテン、別名を「青い寺院」。タイ語を直訳すると「踊る虎の色のお寺」です。その名のとおり、虎が入口におられます。虎の踊りは??見当たりませんでした。

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おっと、虎さんは下のほうです。そして、相変わらず太陽が眩しいです。さて、この像の影はどんな感じかと言うと。

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横に伸びていました。真上からの光ではないからですね。もちろん、影は黒いです。

さて本堂へ。もちろん竜は青く、ドヤ顔。

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仏像は金色ではなく青でもなく、真っ白。心も真っ白に!?

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場所は市街地にあり、その①の白い寺院より小さな敷地ですぐに境内は回ることができます。

 

球体には何が見えるかな。

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私には何も見えなかったです。見えても怖いか。

 

2. 休憩にカフェへ

カフェへ。Chivit Thamma Da Coffee House, Bistro & Bar

先ほどの青い寺院から徒歩10分ほどの場所で目の前に川があります。

店内の様子。

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暖炉はぜーったい使用しないでしょ。ここはTrip Advisor でもトップに入るお店で、すごい人気で外のテラス席は満席。数人、西洋人がおられました。

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窓際に人がいなくなったタイミングで雰囲気を出すために白黒で撮影してみました。雰囲気あるでしょー。たくさんのタイ人がこの窓をバックに自撮りされていました。食べ物や飲み物はそっちのけ。

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私はゆっくりするために来店したので、グリーンジュースを。お花付きで、シャレオツです。

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ケーキおいしそうです。

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アイス付きでタイで有名な青いお花(バタフライピー)です。カロリーは高いでしょうが、たくさん太陽を浴びて、たくさん歩いたから食べても良いでしょう!お腹いっぱいになりました。

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3. ナイトマーケットへ、お土産購入を聞くコツ

本当は緑色の寺院(ワット・プラケオ)に行く予定があったのですが、一度ホテルに帰り少し横になっていたら、うたた寝してしまい時間がなくなり行けず。先ほどのスイーツの影響もあるかと。とはいえ、同名の寺院はバンコクにもあり、まあいっかーと。

 

さて、ナイトマーケットへ。街中の小さな小物屋さん。

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やはり、象さん柄が多いです。かわいい。

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このお店は高そう。もうすでに閉まっていましたが。

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ハンドメイドのお店

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やはりコロナ関係で旅行者が減り、地元の人は大きな影響を受けているようです。気持ち多めに、値段交渉も割高でない限り、お土産を購入しました。しかも、まとめ買いですと割引したり、1個追加してくれます。

 

まとめ買いをタイ語で聞くコツは

”カーイ、ヤンラーイ?”

日本語に直訳すると「どのように売っていますか」です。

 

これを言うと、販売相手のタイ人は嬉しそうに「何個で何バーツ」と答えてくれます。今回の旅行では、挨拶とお礼以外で一番使用したタイ語です。

 

 弾き語りライブ

物悲しく弾き語りもライブしていました。なぜなら、観客はゼロ。BGMとして皆さん耳だけは聞いていたかも。

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チェンライの名産

チェンライで有名な一つにお茶があります。コーヒーもおいしいです。郊外に行けば、お茶畑があるのですが、今回1日観光で時間がなく私は行っていません。

 

どれくらいチェンライのお茶が有名かというと、なんと世界の緑茶コンテスト2020(静岡県にて開催)でチェンライから2点が金賞を受賞するくらいです。

 

このお店ではチェンライ産のお茶を取り扱っていました。ナイトマーケットから徒歩圏内の場所です。

Thai Tea Suwirunタイティー・スウィルン 

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あれ、ほうじ茶、玄米茶。おっと、これは日本産でした。

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お茶の試飲も可能。その場で準備してくれます。

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出されたコップはこれ。私は初めて見かけたのですが、上の細長いカップを上げると下のカップにお茶が入ります。お茶を冷やさないためか、表面張力がすごいです。

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出されたあつーいお茶をすすりながら、お茶を決めました。となりにタイ人がおられましたが、熱さで試飲できず。すぐに飲む私を見て驚いていました。

 

そう、タイ人は熱いお茶やコーヒーは飲みません(※私調べ)。タイではコーヒーでも冷たいコーヒーのほうが値段が割高です。お店によりますがその差額は、およそ5~10バーツ(約17~34円)。氷代なのでしょうか。私は冷たいほうが好きではないので、割安でラッキー。

 

購入した茶葉は一か月経過したのですが、まだ家で飲んでおらず。飲んだら感想をブログに書きまーす。 

 

4. 時計塔のライトアップ

最後に市内で一番見どころでもある、時計塔のライトアップを。

 

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ライトアップの時間

毎日

  • 7PM
  • 8PM
  • 9PM

 

7PMに行きましたが、予想どおりにちょうどにはスタートせず。3分ほどは遅れていたと思います。

 

ライトアップの一部

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ライトアップに寄せられ

光に寄せられ、鳥がたくさん電柱に。そして、その下には大量のフン。運が悪ければヒット。なんとか、無事に通ることができました。

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さて、チェンライ観光は終了し次はチェンマイへの移動話をしまーす。
 

海外への興味をもったキッカケと外国語習得

 

なぜ今海外にいるのか、そもそも海外に興味があったから

 

ブログの過去投稿を見ても、職業選択や好みは幼少期の環境によるところが大きいことを自分でも再認識しました。今回はさらに海外への興味を持ったキッカケを深堀していこうと思います。

 

38becca.hatenablog.com

 

これ、いわゆる秋に感じるノスタルジーですかね。

 

 

幼少期や学生時代を振り返ると、アメリカアニメやドラマの影響も受けたなあと思います。

 

海外アニメ

一番影響を受けたアニメは日本のアニメではなく、トムとジェリー。大きなリアクション、コメディ内容はもちろん、声優無しオーケストラ曲に合わせトムとジェリーがじゃれ合う様子はすごい!と印象に残ったのは覚えています。

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Wikipediaより拝借

 

今更調べると、なんとトムとジェリーはアカデミー賞を7回も受賞しています!すごい。なお、ビデオテープが擦り切れるほど何度もトムとジェリーを見れたのは、幼少の頃放送をマメに録画してくれた、今はもういない祖父のお陰だなあ、と思い出しました。

 

海外ドラマ

たしか海外ドラマを見始め、かつ最初に感動したドラマシリーズは、ER緊急救命室。当時中学生くらいで、お母さんが見ているところを横で見始めたのがキッカケだったかなと思います。

Amazon.co.jp: ER緊急救命室<ファースト・シーズン>(字幕版)を観る | Prime Video

ドラマのクオリティが高く、本物の医者が演じていたとしてもおかしくないくらい。そのクオリティの高さゆえ、「日本のドラマなんて、見てられない」と海外かぶれになってしまった所以でしょう実際、日本ドラマを見続けた覚えは無いです。

 

 このドラマで有名になった、ジョージクルーニーは確かに存在感はあったかなと思います。

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この海外ドラマの影響はその後、私だけでなく兄弟でも共通になり、かの有名な24やプリズンブレイクといったドラマをいち早く見始めたところに通じます。

 

海外ドラマは夜中放映で、たまに特番やスポーツ中継により時間帯が変わることがあり、当時の録画機能では対応不可で手動で設定変更しないといけなかったと記憶します。忘れずに録画する作業は確か弟の最大の仕事だったに違いありません。そして、見たいドラマを入れ忘れると、私がすごく怒ったような気がします(弟たち、すまん)。

 

洋書への興味は

ハリーポッターは父が大人気になる前から購入してくれ(翻訳版)、家では読む順番を争っていたような思いがあります。とはいえ、幸か不幸か家には興味を持つ洋書がなく(専門書はあったかも)、洋書を読み出すことはなかったです。今でも洋書は抵抗感があります。

 

海外旅行への興味

そんなアニメやドラマの影響と世界史が好きなことから、海外へ行ってみたい興味はありました。そういえば、祖母もツアーで海外旅行していて、憧れがありました。

 

そして、いよいよ初海外で飛び出したのは大学3年時のニュージランド。しかもいきなり、単独1か月の短期英語留学。

 

語学学校とホームステイも経験して、ニュージーランドの生活や他国から同じように勉強しに来た人と知り合いになりました。語学学校のクラスは同年代の学生もいれば、社会人で次の仕事までの余暇の人も。

 

何よりフランスから来た老夫婦(たしか65歳はゆうに超えていた)は、英語を勉強したいと思ってきたと仰っていました。あえて聞かなかったのは、近くのイギリスで英語を勉強しないのか(笑)。とりあえず、ニュージランドへわざわざ来ているのはすごい印象でした。

 

また、ここで知り合いになったのは日本人だけでなく、タイ、マレーシア、中国、韓国、ブラジル、ロシアなどから来た人で、約14年経過した今でもfacebookの繋がりがあるのは、なんと「タイ人」であることにこのブログを書きながら驚いています。

 

その後、弟たちも私の影響を受けてか、自身で海外旅行をするようになりました。仕事関係では海外は普通ですが、プライベートの友達ではパスポートも持たない人もいるくらいですから、人の興味というのは本当に違うなあと思います。

 

外国語の高い壁

これだけ海外の影響を受けていながら残念なのは「英語が不得意」であること。確か幼稚園で英語の歌を歌った時は何も考えずただ楽しんでいたはずなのに、勉強になるとこれがやっかい。

 

これまた言語能力というのは、遺伝子影響を受けるという研究があります。下記は要約。

 

(実験の概要)

中国からアメリカに到着したばかりの大学学部生44名を3週間英語クラスへ入れ、脳スキャンで調査した。その結果、COMT遺伝子と呼ばれる部位の遺伝子的変異と白質と呼ばれる脳の通信ネットワークの強さが最終成績の全分散の46%関係していた。つまり、ある程度遺伝的要素により、成績が予測できること。

 

PNAS - Brain white matter structure and COMT gene are linked to second-language learning in adults
http://www.pnas.org/content/early/2016/06/07/1606602113

 

そういえば言語の習得にかかる時間は他の人より時間を費やしている実感があるから、言語が苦手意識はすごく強くあった。とくに日本人は英語が苦手という先入観も強いと思います。家族でも確か皆さん、語学習得に苦労していたはず。

 

ただし、先の論文を反証すると、「全分散の46%は影響を受ける」ということは、「残りの約半分の英語能力の影響は?」という点はあります。(反証:相手の意見に対して証拠を示して、反対すること。)                           

                                              

タイでの英語

さて、現在タイにて働いていて、英語を使いますが、タイ人の使う英語はどうなのかと。

 

スウェーデンの語学教育機関EF Education Firstの2019年の調査によると、100カ国中日本は53位タイは74位です。つまり、平均的に日本よりタイの方が英語力は低いという。

 

たしかに、タイ人のなかには英語を一言もしゃべることができない方がおられます。私の発音が悪すぎるのか、と当初思いましたが、本当に" today, tomorrow"の単語ですら分かっていないようです。

 

もちろん、タイでもお金持ちであれば留学して英語がお上手な人はたくさんおられます。日本も同様ですが、一応。

 

あるタイ人の語学に対するプライド

あるプライドのすごい高いタイ人は堂々とした英語を使いますが、あまり英語ができない私から見ても、英語の間違い(時制の不一致、動詞の位置が変=タイ語の文法上ではあまり重要ではない項目なので、苦手なのでしょう)が目に付きます。

 

ちなみにどんなタイ人かというと、風貌は反政府デモの3人のリーダー格のうちの女性にすごく似ています。ただしタイ人の知り合いからは、全然似ていないと反論されましたが。ご参考までに。

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BBC news より拝借、なんか演出がホラー映画風になってます。私から彼女に対する印象どおりの写真なので、引用しました。

 

そのお方は、タイで一番と言われる大学出身、日本で言う東大出身でプライドは誰よりも高く、まるで富士山かのよう。ちなみに日本好きで、日本のお守り(どこのものか不明)をいつも持ち歩いています。

 

そんな富士山のようなプライドを示す一つの話をここで、紹介。

 

日本本社の人(役職は本部長)がその女性リーダーに似たタイ人の英語について、圧倒された話です。

 

そのタイ人へ「あなたの英語が理解できなかったから、言い換えて話して欲しい。」と言ったところ、

 

「私の英語は完璧で、あなたが理解できないのはあなたの責任だ」

 

という態度(その日本人の勝手な解釈ですが、日常彼女の態度からその解釈はほぼ合っていると思います)で完全無視、その後も自分の言いたいことだけを喋り、その姿に圧倒されたようです。日本社会であれば、ありえない状況と思います。この例は一方向のコミュニケーションとして不成立ですが、自己主張をする姿は海外ならではと思います。

 

そういう人とも仕事ではやりあう必要があります。負けてしまうと、その彼らの押し通す持論が正論になってしまいます。なので、引くべきところと、戦うところを見極めて、こちらの意見を言うべき時は発音やら文法は無視。これはお互いがネイティブスピーカーではないから、できることですが。

 

語学学習からは逃れられない

不得意な語学学習からは逃れたいのですが、残念ながら世界言語がほぼ英語の世の中では英語を勉強するしかありません。世の中の情報を知りたければ、英語で調べ理解しないといけません。先の論文のように、情報発信・受信は英語が必須です。

 

日常生活で他に英語の受信の例でいうと、ツイッターでいち早く正確な情報の入手を英語で手に入れることです。

 

コロナでの自粛要請などのタイの重要な政府発表はタイ語ですが、それをそのまま自動翻訳しても難しい内容なので、訳が怪しくなります。

 

そんな時に助けになるのは、タイ語が堪能な英語で発信する人です。


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毎日、タイ語のニュースから国内の感染者数関連を英語でツイートされています。
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 彼はイギリス人でタイ在住。英語の先生らしく、英語も分かりやすく定評。なんとBangkok Post からも一目置かれ、彼の意見を記事にすることもあります。彼のタイ語能力に多くの人が助けられています。

 

言語を学ぶ

ここでむしろ、日本人が英語を学ぶことはラッキーで捉えないといけないかもしれません。言英語を学ぶにはたくさんの情報があり、日本を学ぶ情報は少ない。マイナーを知るからこその利点はあります。例えば日本最大の特徴でもあるアニメや漫画やゲーム関連はそのまま読める、使えるなど。

 

そんな利点を享受しながら、英語を勉強していくのもいいのかな、と思います。何より語学学習は先のニュージランドで出会った老齢夫婦のようにいつからでも学べる。あとは勉強したいという気持ちだけ。そして、英語を学習して得られるものは大いに価値がある。

 

よく語学学習は筋トレーニングと同様、と言われますが、あとは気合と継続。そう自分に言い聞かせながら、身近にも自分の夢のために英語学習に向かう母を見ながら、再度奮起してタイで英語勉強をしています。

 

TOEICの結果と母へのお礼、今後の目標

実は、先日の旅行と一緒に受験したTOEICの結果がいろいろトラブルありましたが(今度のブログにします)届きました。

 

目標800点をはるかに超え、855点。予想以上によい結果でした。点数が伸び悩んだ時が長くありましたが、続けて結果が現れて本当に良かったです。これも再び頑張ろうと思った母のおかげでもあると思います。ありがとうございます。

 

そんな、母へ。本日お誕生日おめでとうございます。(この結論に導くまでに長い文章でした。)

 

人は亡くなる時に、「外国語の習得を頑張らなかったこと」に後悔する方が多くいるそうです。真面目な日本人らしいですが。

 

たとえ将来AIの時代が到来し、外国語を学ぶ必要がない可能性があっても、自分との闘いと脳トレと思い、引き続き英語の勉強を続けていきたいと思います。私の場合、英語習得の目的は、もっと海外を知りたいという欲かなと思います。

 

今私の大きな目標は英検1級取得です。現在英検2級保持なので、まずは準一級取得です。少し早いですが、「来年、準一級取得」を目指します。

 

家族の皆さん、何か目標を見つけて楽しんで語学学習を頑張りましょう!

 

チェンライ観光①白・黒の芸術建物~北部旅行2

今回の旅行記その2はチェンライの観光について記載します。写真が多いので、今回のブログは長くなります。

 

チェンライの特徴はタイで多く見かけるような金ぴか、では”ない”色の建物が特徴です。また個性的な芸術作品としての観光場所が多くありました。

 

 

 

1.真っ白な芸術作品の寺院は面白い像あり 

ワット・ロンクン Wat Rong Khun

チェンライ観光で代表的なお寺です。真っ白なお寺で、空の青さと併せてとても綺麗でした。

 

設立は1997年、比較的に新しく綺麗な寺院です。芸術家作品として作られたようで、ところどころ芸術的(良く言えば)な像が数多くありました。

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白すぎるので、清掃員の黒い人影がすごく目立ちます。そして彼らの水まきが飛んでくるので、要注意。

 

本堂へ入る道すがら、手が伸びていることに驚きます。地獄を表現しているようです。

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まるで指を刺され、怒られているかのようです。右下の河童が。私が最初怒られているかのような感じを受けました。。。

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すごくいい天気でしたので像が太陽を背にして、まるで魂が登っているかのようです。

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2014年に地震が発生した影響らしく、一部改修中でした(いまだに?)。

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それにしても、太陽が眩しくて暑いです。いいところに傘の形をした日よけ場所がありました。

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よく見ると、小さな鍵が吊り下がった傘です。

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違う傘?には大きめの鍵がぶら下がっており、そこのスペースには日本の絵馬のようなお願い事(おそらく)が書いていました。(内容の判読は不可)

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境内には金ぴかのお寺もありましたが、この圧倒的に白いお寺の前では普通すぎな感じでした。

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 さて、こんな像がありました。

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私にはスターウォーズのヨーダをモチーフにしたとしか思えません。

 

樹から吊るされたお面がありました。

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これら使用の著作権許可は確実に貰っていないでしょう。

 

さて、疲れたので日陰でゆっくり。お参りされている感じのお坊さんを見かけました。袈裟にあったオレンジ色のマスク姿です。

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最後に一番いいなと思った像。これは「禁煙!!」を如実に表しているのでいいな、と思います。たばこを吸ったら、地獄だぜー。みたいな感じです。

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2.真っ黒な建物は芸術作品

 バーンダムミュージアム Baandam museum 又の名を黒い美術館

先ほどは白い色で心は綺麗になり、次は黒へ行ってみよう!と。

 

これはチェンライ出身の芸術家、タワン・ダッチャニーという方の作品やコレクションを数多く展示したアートミュージアムです。写真は光を調整しても、黒いオーラが出ています。

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これは入口付近の宣伝たち。

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怖そうでまっくろ雰囲気が満載です。

 

先ほどの白い寺院とは打って変わりすぎ。建物は不気味な感じです。

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入口に入ろうとすると、鳥居の横から水蒸気が噴射。涼しくなるので、良かったですけれど。魔界への入口な感じですね。

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寺院の中です。うーむ、魔界。

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この真ん中に描かれている人が、タワン・ダッチャニーです。

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そして、工事中は先ほどの白いお寺と同様です。タイっぽく、ゆっくり作業されていました。(=いつまでも終わらない。)

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敷地内はところどころに建物があり、それぞれ怪しい雰囲気を醸し出しています。

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とはいえ天気が良いので、太陽とその怪しい雰囲気のコントラストが出ていい感じでした。

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一輪の花も、より一層に際立ちます。

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敷地内にあるポストに投函しても、地獄行きなのでは。

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おじさん、自分はイケテル雰囲気醸し出しているけど・・・

 

3. 中国式の白い観音堂で、ピカチューに遭遇!?

ワット・フアイプラカン Wat Huay Pla Kang 

車で移動している時に遠くから大きな白い大観音が見えて、先ほどの建物から受けた黒く漂う気持ちを一層したくなり、当初はこの場所に行く予定をしていませんでしたが、行くことに決めました。少しお腹がすいていましたが、ランチ前に行くぞと

 

高さは79mくらいだそうです。まあ、とにかく大きいです。

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中国様式の九重塔と仏堂が敷地内にあります。

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とりあえず、観光場所を作るために集められた建物のような感じを受けます・・・

 

観音像は小高い丘の上に位置しているということは、正面から大観音を仰ぐと、

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やはり、階段があります。しかも相変わらず一部改修中。階段には暑くて誰もおらず。おそらく別ルートで上がる方法があるのでしょうが、私は自ら階段を登ろうと!

 

先ほどの傘とは違い、太陽が魂のように見える。。。

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ふう、なんとか頂上へたどり着きました。竜の爪(写真右から2つ)が欠けておられますよー

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何いっとんじゃー。と竜様から怒られたような感じです。

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す、すいません。

 

それにしても空が青くて、神々しさがさらに向上してますね。真っ白はおしろいを塗ったかのように見えますが。像をよく見ると左手には”とっくり”をお持ちになっておられているかのよう。

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頂上の場所には、ゆっくりする場所やお参りする場所など。

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いた、机の下に犬さん。タイルの上で涼しく睡眠。気持ちいいだろうね。
 

お金をこの割りばしのようなものに刺すのが、タイ版投げ銭スタイル。お金のお顔を見るとどこの国の人が多いのか分かりますね。圧倒的に中国多し。ちなみにバケツに入っているのはお米です。柱後ろの場所で販売されています。

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実はエレベータが内部にあって、大観音の顔の位置(25階)まで登ることができます。せっかくなので、行くことにしました。

 

エレベータに貼ってあったお坊様、お偉い人だと思います。チケット20バーツ(約136円)。これは外国人観光客料金で、タイ人は半分の20バーツです。なぜなら、最初は私をタイ人と間違えられたのですが、すぐに感づいてしまわれました。

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エレベータから降りると・・・造られた空間が広がります。

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 内部の壁画です。

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中国式な感じですね。それにしても、寅さん優しそう。

 

これは、観音様のお目の位置です。それにしても、扇風機は塗料を乾かすためでしょうか。

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観音様から見た下界(駐車場)。中国サマからの観光客が来られないので、ほぼ空いていますね。

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内部の他にも扇風機が。もうすでに乾いているし、中は涼しいので不要なのですが。

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樹にいる”動物”は・・・!

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どうみても、ピカチューでは。なぜここに。しかも耳が異様に長い気がします。わざと長くして、これはピカチューではないと言い切るのでしょう。よくアルアル。

 

さて、タイぷらす中国の造形を満喫して、下界へ。

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ここは、中国といってもおかしくない場所です。中国観光客のための場所なのでしょう。

 

先ほどの階段を上らなくてよいバスを見つけました。

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ええ、未許可キティちゃんでしょう。

 

さて、ここまで意外と長くなってしまったので、チェンライ観光は2つに分けて、次回は青い建物(今度は歴史が少しはあります)と食べ物について。

 

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後ろのバスは観光バスです。私は何をモチーフにしたのか分かりませんが、とりあえず派手なのは確かです。

 

タイから帰国後に行きたい場所

先の旅行ブログを書いていたら、写真の選定や旅行先について調べていたら時間がかかったので、別の内容を今回は書いて「ほぼ週刊」、週一更新を継続にしたいと思います。

 

さて、今回は「日本へ帰国したら、行きたい場所は」についてです。 

 

 

現状、帰国不可の状態

今はどの国も外国間の移動は程度の差はあれど制限されており、入国後は隔離期間があるので、実際は国を超えての移動は簡単にできません。

 

かくいう私も去年の12月に帰国してから日本へ帰国していませんので、もう約1年が経過します。

 

「もし日本へ帰国したら、何しようかな」と考えているともちろん人に会うこともですが、私は図書館へ行きたいです。書店ではなく、図書館が一番に思い浮かびました。

 

 

なぜ帰国後へ行きたい場所なのか

以前に家族の共通点という内容にも書きましたが、家には本がたくさんあります。

本がたくさんあるという幼少期の光景を経験するだけで、大人になっても本好きになるのか、活字を読むのが好きなのか、は相関性があるそうです。

 

 

38becca.hatenablog.com

 

幼少から図書館へ行く機会が多いのもあります。書店とは違い、静かで勉強している人を見かける光景が落ち着きます。

 

人によって図書館や書店へ行くとトイレに行きたくなる人がいるそうです。理由は論理的には解明されていませんが、本に囲まれると緊張してお腹が緩む?というのが一因と言われています。私はそんな経験ないので、分かりませんが。 

 

活字離れとも言われますが、幼少期に本を読んで聞かせて貰ったことが大きいと思います。眠る前に読んでもらった、物語シリーズです。よくある、シンデレラ、眠れる森の美女といった外国シリーズから、桃太郎、かちかち山など日本の童話まで。

 

先日BBCのニュース記事を読んでも、幼少だけでなく年を経つにつれても黙読ではなく声に出して読むというのは大切だそうです。

www.bbc.com

 

この記事の研究引用によると、と音読の利点として、主に記憶に残りやすい、複雑な文章の理解がしやすくなるそうです。確かによく五感を使うと覚えやすいとも言われますからね。

 

また、何よりも活字慣れは大きいと思います。活字慣れしていると、本や文字を読む抵抗感は低く実際に、動画より文字を読んでの理解のほうがしやすいですし、論文を読むのも嫌いではありません。小さい頃に母に絵本を読み聞かせてもらえたのはその恩恵を受けていますね。ありがとうございます。

 

以前のブログと同様に、小さい頃の環境は大きな影響を受けますね。

 

タイの図書館について

タイにも図書館というと大学図書館があるようですが、いまだ敷居が高く行っていません。今度ふらっと行こうかな。有名な大学はバンコクにありますが、今は一番の危険地区(デモの拠点)なので、近寄ると大変な気がします。

 

近くの書店

とはいえ、図書館の代わりに書店は近くのモールにもあり、たまにふらっと出かけます。

 

タイ人が勉強する日本語の本が書店にあると、つい中身をみてしまいます。
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このページを見て、日本語の勉強が大変だというタイ人の気持ちが少し理解できました。
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「同じ漢字でたくさんの意味と用途が多すぎで、漢字は無理だー」とタイ人や外国人から聞きます。

 

一方、私が「タイの声調が5つもあるなんて、大変だー」と言っても、「5つだけやないか、楽ですよ。」とよく言われます。

 

「え、そんなに大変?」と思えるのはその言語のネイティブの特権でしょう。

 

バンコクにある日本の書店

紀伊国屋書店がバンコクにあります。もちろん、私の行きつけです。
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実は紀伊國屋書店とはいえ、日本の本コーナーは少しで確か4列くらいです。もちろん輸入なので購入価格は日本より割高になります。多くはタイ語、英語の本が占めます。

 

とはいえ、日本の本が書店で見られるのはここくらいなので重宝します。

 

 

早く日本語の本だけに囲まれた、静かな日本の図書館に行きたいなー。帰国後の楽しみです。

 

 

チェンライへ飛行機移動~北部旅行1

さて先日はタイ北部旅行(チェンライとチェンマイ、似た地名なのでご注意)へ1週間の出かけました。

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場所はバンコクから見て北部、お隣のミャンマーとの国境近くに位置します。

 

いつもであれば旅行後数か月後にならないとブログにしません。(写真選びに時間がかかっているだけ)ですが、今回は忘れぬうちに!ということでいつもより少し詳しく書きたいと思います。

 

7章立ての旅行記で、一時このネタのブログにします。

  1.  チェンライへの飛行機移動
  2.  チェンライ旅行
  3.  チェンライからチェンマイの移動
  4.  チェンマイ旅行
  5.  チェンマイでマッサージとハーブボールの勉強
  6.  チェンマイでタイ料理の勉強
  7.  チェンマイでTOEIC受験

こうみると旅行なのか?勉強なのか?という内容になりますがお楽しみに。

 

この時期にお休み?

そもそもこの時期に一週間の旅行?タイは祝日?という疑問があるかもしれません。実は代休が連続した特別休暇でした。

 

というのも、タイ正月と言われるソンクラーン休暇(約3日、よく日数は変わります)が4月にあるはずでしたが、4月のコロナ混乱期になり休みはなくなりました。そのおかげで毎年酷い交通事故が激減という素晴らしい期間になりました。

 

官公庁勤務の人はその3日の振替日が1日ずつ振り分けられましたが、私のような製造業は連続日が工場運営には効率が良いのです。そこでトップのメーカー様(車のT社サマ)に合わせた日と会社の休業日を合計して、1週間の休暇となりました。

 

つまり、T社サマ関連であれば休暇になります。しかしそんな多くの人もおらず、しかも外国からのタイ入国は未だ許可されていませんので、「観光客が少なく、料金が安い」というすごい稀な旅行になりました。

 

事実、あるホテルでは(おそらく)私以外の宿泊客はいなかった日もありました・・・

通常、なぜか旅行客から私に道を聞かれるという経験も今回は無し!思いっきり旅行を楽しませてもらいました。

 

空港手続き

入口でマスク着用必須と体温検査はありましたが、まあーゆるいです。体温検査モニターをたまに確認しておられました。

 

手続きカウンターは人がまばらでした。 

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手続きがあまり並ばずにすんでお時間余りましたので、座席にてゆっくり。

前の座席の方、お侍さんかしら。けっこうこの髪型はタイで見かけます。

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手続きを終えて、カフェアマゾンでゆっくり。最近、タイの「ゆっくり」が身に付いてきました。

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あのショッピングサイト、アマゾンとの関係は「ありません」。

 

ここは日本?

軽食コーナーでのお土産などをゆっくり散策。

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おにぎり、お茶。

 

そして、軽食。せんべいがたくさん。ただし、高額です。1袋につき220バーツ=約730円ですから、他のおかしにします。

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これは、富士山チョコ。富士山のみやげにぴったりです。

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まるで、ここは日本ですか?

 

いや、タイでしたね。このマクド前にあるこの像はタイならでは。 

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いよいよ飛行機へ搭乗

 さて、そろそろ搭乗となりました。見る限りはタイ人のみ。そんななか、混ざります。

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先ほどとは違う侍がおられました。この髪型は人気で、会社でも数名見かけます。

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離陸後、飛行機の窓からの景色とうさぎとの出会い

通常、私は着席するとすぐに眠りますが、本日はゆっくりしたおかげで目はぱっちり。外の風景を楽しみます。

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バンコク周辺はまだ雨季で曇りがちでした。

 

ただし、どんどん北へ行くと・・・雲は少なくなり。

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この湖はまるで、うさぎ形?右のほうの「とんがりをうさぎの耳」と見ますがいかがでしょうか。

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さて、どんどんと緑が多くなってきました。北部地域は山が多いので、いよいよです。

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ええ景色です。

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着陸

約1時間20分後、定刻どおりチェンライ国際空港に無事到着。こちらは、バンコク方面と違い天気が良く気持ちもわくわく。

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今回はエアアジアを利用しました。4月に日本帰国をキャンセルした費用をそのまま活用し一応価格は、1385バーツ(約4700円)で通常料金のたしか3割引きでした。

 

日本人感覚でいくと、安いほうかな。と思います。

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荷物受取レーンにて、無事荷物を回収。

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さあ、次のブログではチェンライの旅行について、通常とは違った白色や青色のお寺を中心に綴ります。

 

タイで勉強の秋

さて、秋真っ盛りですね。

個人的に秋の空が一番好きです。とはいえ、このタイには「秋」というシーズンがありませんが。

 

 

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この写真は、朝会社のバンを待っている時にふと空を見上げて「秋のような空だなー」と思って撮影しました。

 

秋といえば食欲の秋、芸術の秋、旅行の秋、勉強の秋・・・など、秋はたくさんすることがあります。何をするにも良い季節です。

 

先日はタイのオシャレカフェを紹介しましたので「食欲の秋」でした。

今回は「勉強の秋」に関連して、タイで開催された展示会レポートにしようかと思います。

 

 

 

バンコクの展示会へ

展示会での情報収集(かっこよく以下”リサーチ”とします)、もちろん仕事です。

場所はバンコクの展示会場が2か所あり、どちらも会社から車で約1時間から1.5時間に位置します。ほとんど入場料はタダです。有料であったとしても、モーターショーですら、100バーツ(約330円)なので、あってないような料金です。(もちろん費用は会社へ請求。)

 

 

展示会場への入口。

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左のほうに、ナースさんらしきおばちゃんが体温を適当にチェック。写真右のくまさん、うでがコンプレッサーで動きます(風船のような感じ)。

 

事前にWeb登録しさえすれば、当日はとくに手続き不要。

 

展示会のサイト

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事前の登録画面

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最近は携帯の専用アプリをダウンロードして登録、入場という形もあります。

とはいえ、Web登録する時にメールアドレスやら入力するので、いわゆる宣伝メールが届いたり、ミーティングしませんか?というお誘いが届きます。

 

 

 

さて、以前にはモーターショーをレポートしましたが、今回はコロナの影響で4月から7月へ延期されました。前回とは違う雰囲気をお伝えします。

 

 以前のモーターショーについてはこちらの記事へ

38becca.hatenablog.com

 

 

バンコクモーターショー

コロナの自粛期間であった4月にバンコクのモーターショーが当初計画されていましたが、7月へ延期となりました。

 

先日やっと上海モーターショーが開催されましたが、多くはモーターショー自体をキャンセルしていることが多いなか、バンコクモーターショーは販売を兼ねているので(半ば無理やり)開催されました。

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これぞ、タイ式挨拶。

 

 

お姉さんたちはフェイスカバーでした。たぶん息しにくいと思います。

 

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車メーカーごとに区域が分かれ、入口で体温測定とその区域で入場する人数を制限していました。

 

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タイではトヨタが全販売の30%を占めるくらい、人気ですので

唯一入場制限があるのはトヨタだけでした。

 

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タイでの人気車種

タイではピックアップトラックが人気です。後ろに荷台がある車で、日本でいう軽トラの大きいバージョンです。タイでは荷台にパイナップルやら、スイカやら人やらを乗せます。

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人気がある理由は政府の優遇措置とタイの農業中心の社会による点が大きいのですが、

まあ、単純に大きくてカッコイイによるものです。

 

こちらでは、車を持つことが富の象徴でありステイタスになっています。

 

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 MG(中国のメーカー)のピックアップトラック

 

 

私は何度もタイ人から、「なぜ車を買わないのか」と言われ、日本で免許を持っていながらも車運転しないことに不思議がられました。

 

とはいえ、最近はバンコクなどの都市部中心に車もカーシェアやサブスクリプションの時代に入り、一様に車所有が大きな側面を持ってこなくなっています。

 

しかし、私の住む、働く田舎ではまだまだ、ピックアップトラックやSUV(大きな車)で通勤する人もいますので、無駄に大きな車で渋滞を増やしてくれています。

 

最近の動向としては、政府が排ガス規制を出し、ピックアップトラックのような大きなエンジン車の優遇はなくなりつつあります。今後ピックアップトラックの購入も減少するかもしれません。

 

あとは、少々エコカーですね。

 

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高級車で人気の一つ、レクサス。

 

 

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タイでは生産しておらず、日本からの輸入車。バンコクではレクサスも多く見かけます。

 

先述にも記載しましたが、通常、モーターショーではいわゆる未来の車(コンセプトカー)の展示が多く、今であれば電気自動車や自動運転の車で話題となりますが、タイのモーターショーは車の「販売目的」展示会なので綺麗なお姉さんが多く、コンセプトカーはほぼ展示されません。分かりやすい。

 

そんななか、お姉さんではなく、これは・・・!!

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ドラえもん

久しぶりに本物(明らかに変なドラえもんはたくさん見かけます)を見るので、嬉しくて写真はピンボケしています。

 

 

タイらしい車

 

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これは展示用なのか、購入用なのか。

他の展示会へ

 

 インテリアショー

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 きらびやかでした。革製品も多いです。(本革ではない)

 

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 豪華?

 

 

工芸展示会

私個人では、こういう手作りの展示会は好きです。 

 

 

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タイっぽい 

 

 

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イケメンなマネキンもマスク着用。

 

 

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 やはり、マスクもデザインの一つになっていますね

 デザイナー一覧

 

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 上から3人目のみマスク着用です。やはりデザイナーなのでマスクに何か模様があるけれど、残念ながら見えません・・・

 

 

 

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これは・・・むしろ絵画?

 

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これは、タイというよりアフリカ系のような感じです。

 

 

いたよ、(嘘の)ドラえもんが!!

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ミニチュアでタイの昔(今の田舎)

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私の趣味のような写真ばかりでしたが、次は仕事らしい写真に戻ります!

 

 

持続可能なエネルギー展示会

タイでは一応エコロジーにも気を付けており、レジ袋の有料化は日本より約半年早くからスタートしています。アジアでも優先的にエコロジーな取り組みを進めようという意図で持続可能なエネルギー週間の展示会へ参加しました。

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 電気自動車の展示

 

ソーラーパネル車の展示は数多いですね。

写真右後ろのお姉さんはモーターショーのように、ビラ配りのお姉さんが多かったです。

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このきらびやかに展示されていたのは、タイで多い三輪車タクシー「トゥクトゥク」。

そのタクシーの電動化です。バンコクでは自動運転のトゥクトゥクも増えてきています。

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講演会でのドタバタ

事前予約した講演会について、少しドタバタありましたので、それを紹介します。

 

講演会の入口にて通常は名前を記入しますが、その用紙が分からず、会場へ入る前に受付あたりに座っていた人に尋ねると、「何も書かなくていいよ」と言われ、「これは(予約した会議)の内容ですよね?」と聞くと「そうだよー人多いよ」と言われ覚悟して入場しました。

 

少しだけ席が余っていて、すでに座っている人に「すいませんねー」というジェスチャーをしながら座席へ座りました。

 

 

ただ、あれ??

 

説明内容を聞く限り、私が予約した講義内容(日本メーカーの開発説明、英語)と違う。

 

スライドが英語なのでなんとか意味は分かる

 

けど

 

明らかに中国メーカーの中国語のプレゼンで、質問はタイ語。

 

 

いいタイミングで会議を出ると、受付が先ほどと違う人だったので、もう一度講演内容を聞くと講演会の場所が変更されていました。

 

さっきの入口の人は一体誰やねん。

 

それにこの中国メーカーの内容は、なんと有料制でした。簡単に入場できるし、参加者はみなさんスライドを写真・動画撮影していたけれどね。

 

これは、別の講演会ですが、こんな雰囲気。明らかに映されているのは「中国の地図」

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もう少し会議を聞いておいても良かったかな。

 

他にも、事前に「英語の講演会」と書いてあっても、ほとんどタイ語音声で、少し英語のスライドと説明に変更されていたり、事前内容と実際が(予想どおり)大きく異なっていました。

 

 

 

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これは、ほぼタイ文字、音声はタイ語英語でした。

 

 

この講演会は大学の研究内容。女性がほとんどでした。

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 いわゆるポスター展示内容

 

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タイ文字!でも雰囲気でなんとなく分かります(たぶん)

 

 

ハッピーセットの配布(私が勝手に名づけ)

受付で名前を記入すると、軽食チケットを貰えコーヒーと、軽食の箱を無料で貰えます。だからハッピーセット。

 

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 中身はお水とジュースと軽食。

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展示会の中はクーラーがんがんで寒いので、外にあるランチの場所で食べました。

ピックニックに来ている気分。いや、ちゃんとリサーチしていますよ。

 

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ハッピーセットは講演会や展示会に出展している企業や団体の費用でしょうが、無料でこんなものが貰えるなんて、すごいです。

 

最後に

 

展示会にはこんなロボットも

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 マスクを付けてパトロールしていました。

 

 

他にこんな面白いエキスポも開催されているようです。

ペットエキスポ

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なぜ、日本風の衣装なのかは不明。

 

これは行ってみたかったのですが、さすがにこれは仕事と全く関係ないので、今回は行きませんでしたよ。リサーチにはならないですからね。