タイで勉強の秋
さて、秋真っ盛りですね。
個人的に秋の空が一番好きです。とはいえ、このタイには「秋」というシーズンがありませんが。
この写真は、朝会社のバンを待っている時にふと空を見上げて「秋のような空だなー」と思って撮影しました。
秋といえば食欲の秋、芸術の秋、旅行の秋、勉強の秋・・・など、秋はたくさんすることがあります。何をするにも良い季節です。
先日はタイのオシャレカフェを紹介しましたので「食欲の秋」でした。
今回は「勉強の秋」に関連して、タイで開催された展示会レポートにしようかと思います。
バンコクの展示会へ
展示会での情報収集(かっこよく以下”リサーチ”とします)、もちろん仕事です。
場所はバンコクの展示会場が2か所あり、どちらも会社から車で約1時間から1.5時間に位置します。ほとんど入場料はタダです。有料であったとしても、モーターショーですら、100バーツ(約330円)なので、あってないような料金です。(もちろん費用は会社へ請求。)
展示会場への入口。
左のほうに、ナースさんらしきおばちゃんが体温を適当にチェック。写真右のくまさん、うでがコンプレッサーで動きます(風船のような感じ)。
事前にWeb登録しさえすれば、当日はとくに手続き不要。
展示会のサイト
事前の登録画面
最近は携帯の専用アプリをダウンロードして登録、入場という形もあります。
とはいえ、Web登録する時にメールアドレスやら入力するので、いわゆる宣伝メールが届いたり、ミーティングしませんか?というお誘いが届きます。
さて、以前にはモーターショーをレポートしましたが、今回はコロナの影響で4月から7月へ延期されました。前回とは違う雰囲気をお伝えします。
以前のモーターショーについてはこちらの記事へ
バンコクモーターショー
コロナの自粛期間であった4月にバンコクのモーターショーが当初計画されていましたが、7月へ延期となりました。
先日やっと上海モーターショーが開催されましたが、多くはモーターショー自体をキャンセルしていることが多いなか、バンコクモーターショーは販売を兼ねているので(半ば無理やり)開催されました。
これぞ、タイ式挨拶。
お姉さんたちはフェイスカバーでした。たぶん息しにくいと思います。
車メーカーごとに区域が分かれ、入口で体温測定とその区域で入場する人数を制限していました。
タイではトヨタが全販売の30%を占めるくらい、人気ですので
唯一入場制限があるのはトヨタだけでした。
タイでの人気車種
タイではピックアップトラックが人気です。後ろに荷台がある車で、日本でいう軽トラの大きいバージョンです。タイでは荷台にパイナップルやら、スイカやら人やらを乗せます。
人気がある理由は政府の優遇措置とタイの農業中心の社会による点が大きいのですが、
まあ、単純に大きくてカッコイイによるものです。
こちらでは、車を持つことが富の象徴でありステイタスになっています。
MG(中国のメーカー)のピックアップトラック
私は何度もタイ人から、「なぜ車を買わないのか」と言われ、日本で免許を持っていながらも車運転しないことに不思議がられました。
とはいえ、最近はバンコクなどの都市部中心に車もカーシェアやサブスクリプションの時代に入り、一様に車所有が大きな側面を持ってこなくなっています。
しかし、私の住む、働く田舎ではまだまだ、ピックアップトラックやSUV(大きな車)で通勤する人もいますので、無駄に大きな車で渋滞を増やしてくれています。
最近の動向としては、政府が排ガス規制を出し、ピックアップトラックのような大きなエンジン車の優遇はなくなりつつあります。今後ピックアップトラックの購入も減少するかもしれません。
あとは、少々エコカーですね。
高級車で人気の一つ、レクサス。
タイでは生産しておらず、日本からの輸入車。バンコクではレクサスも多く見かけます。
先述にも記載しましたが、通常、モーターショーではいわゆる未来の車(コンセプトカー)の展示が多く、今であれば電気自動車や自動運転の車で話題となりますが、タイのモーターショーは車の「販売目的」展示会なので綺麗なお姉さんが多く、コンセプトカーはほぼ展示されません。分かりやすい。
そんななか、お姉さんではなく、これは・・・!!
ドラえもん
久しぶりに本物(明らかに変なドラえもんはたくさん見かけます)を見るので、嬉しくて写真はピンボケしています。
タイらしい車
これは展示用なのか、購入用なのか。
他の展示会へ
インテリアショー
きらびやかでした。革製品も多いです。(本革ではない)
豪華?
工芸展示会
私個人では、こういう手作りの展示会は好きです。
タイっぽい
イケメンなマネキンもマスク着用。
やはり、マスクもデザインの一つになっていますね
デザイナー一覧
上から3人目のみマスク着用です。やはりデザイナーなのでマスクに何か模様があるけれど、残念ながら見えません・・・
これは・・・むしろ絵画?
これは、タイというよりアフリカ系のような感じです。
いたよ、(嘘の)ドラえもんが!!
ミニチュアでタイの昔(今の田舎)
私の趣味のような写真ばかりでしたが、次は仕事らしい写真に戻ります!
持続可能なエネルギー展示会
タイでは一応エコロジーにも気を付けており、レジ袋の有料化は日本より約半年早くからスタートしています。アジアでも優先的にエコロジーな取り組みを進めようという意図で持続可能なエネルギー週間の展示会へ参加しました。
電気自動車の展示
ソーラーパネル車の展示は数多いですね。
写真右後ろのお姉さんはモーターショーのように、ビラ配りのお姉さんが多かったです。
このきらびやかに展示されていたのは、タイで多い三輪車タクシー「トゥクトゥク」。
そのタクシーの電動化です。バンコクでは自動運転のトゥクトゥクも増えてきています。
講演会でのドタバタ
事前予約した講演会について、少しドタバタありましたので、それを紹介します。
講演会の入口にて通常は名前を記入しますが、その用紙が分からず、会場へ入る前に受付あたりに座っていた人に尋ねると、「何も書かなくていいよ」と言われ、「これは(予約した会議)の内容ですよね?」と聞くと「そうだよー人多いよ」と言われ覚悟して入場しました。
少しだけ席が余っていて、すでに座っている人に「すいませんねー」というジェスチャーをしながら座席へ座りました。
ただ、あれ??
説明内容を聞く限り、私が予約した講義内容(日本メーカーの開発説明、英語)と違う。
スライドが英語なのでなんとか意味は分かる
けど
明らかに中国メーカーの中国語のプレゼンで、質問はタイ語。
いいタイミングで会議を出ると、受付が先ほどと違う人だったので、もう一度講演内容を聞くと講演会の場所が変更されていました。
さっきの入口の人は一体誰やねん。
それにこの中国メーカーの内容は、なんと有料制でした。簡単に入場できるし、参加者はみなさんスライドを写真・動画撮影していたけれどね。
これは、別の講演会ですが、こんな雰囲気。明らかに映されているのは「中国の地図」
もう少し会議を聞いておいても良かったかな。
他にも、事前に「英語の講演会」と書いてあっても、ほとんどタイ語音声で、少し英語のスライドと説明に変更されていたり、事前内容と実際が(予想どおり)大きく異なっていました。
これは、ほぼタイ文字、音声はタイ語英語でした。
この講演会は大学の研究内容。女性がほとんどでした。
いわゆるポスター展示内容
タイ文字!でも雰囲気でなんとなく分かります(たぶん)
ハッピーセットの配布(私が勝手に名づけ)
受付で名前を記入すると、軽食チケットを貰えコーヒーと、軽食の箱を無料で貰えます。だからハッピーセット。
中身はお水とジュースと軽食。
展示会の中はクーラーがんがんで寒いので、外にあるランチの場所で食べました。
ピックニックに来ている気分。いや、ちゃんとリサーチしていますよ。
ハッピーセットは講演会や展示会に出展している企業や団体の費用でしょうが、無料でこんなものが貰えるなんて、すごいです。
最後に
展示会にはこんなロボットも
マスクを付けてパトロールしていました。
他にこんな面白いエキスポも開催されているようです。
ペットエキスポ
なぜ、日本風の衣装なのかは不明。
これは行ってみたかったのですが、さすがにこれは仕事と全く関係ないので、今回は行きませんでしたよ。リサーチにはならないですからね。