ほぼ日曜週刊タイ生活

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タイの近況(良い話と残念な話)

今回はタイ近況で良い話、悪い話それぞれ紹介致します。

 

日本もですが、 だんだんと感染者数が減りそろそろ自粛解除となってきましたね。

ここタイでは新規感染者数もゼロの日もあり、いよいよ段階的な自粛解除、だんだんと良くなった話とありゃまー悪い話です。

 

 

 

1、政府の情報入手方法

規制緩和などタイ政府の発表を正確な情報入手には、 在タイ日本大使館からのメールが情報元になります。これは、メール登録していれば自動にメールがアドレスへ届きます。

 

さて、最近のメールです、本文は長いので、一部略しています。 私のツッコミ”>”です。

  

新型コロナウイルスに関するお知らせ( タイ政府による規制の緩和:5月17日からの適用)

 

5月15日夜,タイ政府は夜間外出禁止措置の1時間短縮( 23時から翌4時) 及び施設や活動に関する規制緩和等の内容を含む決定事項第7号を 発表しました。

>わーい、夜間外出禁止が1時間短縮(以前は22時から翌4時) になりました!私はこの一文を見て、笑いました。 1時間の短縮で変わることあるのかしら、と。

 
仏暦2548年非常事態における統治に関する勅令」( 非常事態令)
>以前にもブログ記載しましたが、公式文章は「仏暦」 表示になります。

  

第9条に基づく決定事項(第7号)
 3月26日付のタイ王国全土を対象とした非常事態宣言の発令及び 5月1日から5月31日まで同宣言の適用を延長した件に関し, 非常事態令第9条及び仏暦2534年国家行政規則法第11条に基 づき, 首相は一般的な決定事項及び全ての当局職員の行動規則として, 次のとおり発表する。

 

(1)経済的・生活上の活動
(ア)高級レストラン,フードコート,フードセンター,食堂, 一般的な飲食店

(イ)百貨店,ショッピングセンター,コミュニティーモールは, 飲食店(酒及びアルコール飲料の店内の消費は禁ずる),エステ, 美容院,理髪店, ネイルショップを含む消費やサービスのための商品の販売について 追加的に営業可能とする。劇場,映画館,ボーリング,カラオケ, 遊園地,タイ式マッサージ,足マッサージ,仏像販売場の部分は含まない。
>高級レストランはOKで、通常レストランはダメ? その区分はあるのだろうか。全レストランでいいのでは。 タイならでは、マッサージ、仏像販売、は不可。

 

(2)運動や健康増進,レクリエーションに関する活動
(ア)百貨店,ショッピングセンター, コミュニティーモールの内外を問わず,美容医療クリニック, 美容増進施設,ネイルショップ, 身体や肌の美容の増進に限り営業可能とする。 顔付近の美容増進は含まない。

>顔は対象外。いわゆる整形でしょうか。

 

 

タイ語本文が気になる方、こんな文章になります。一部抜粋


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アラビア数字、19しか分かりません。

 

別で届いた大使館からのメールです。

これはわずか、1日で緩和から撤回です。前日まではプーケット空港の運行は許可されたのに、今日になってやっぱりだめー、だそうです。こんなことがあるので、 政府発表には細心の注意が必要です。


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2、モールのオープン

近くのショッピングモールが再開しました。 さっそくその雰囲気を確認しにゴー。

 

今まではマスク着用必須、 店内前の入口での体温確認のみでしたが、 携帯のバーコード読取が追加されていました。

 

 


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この写真はQRコード登録を促されています。

 


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もし携帯を所持してなければ、メモに名前と連絡先、 入店時間を記入するようです。

バーコードでQR読取の場合、電話番号入力。 このモールへ来たという履歴が残ります。

 

モール内の銀行。人数制限をしており、待つ場合は、 ソーシャルディスタンス座席にて待つ。


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これは、買い物待ちの人も同様な感じです。

モール上から見た状態です。
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モール内の各店舗へ入るたびに下記の順序が追加になりました。

 

 

  1. 入口用バーコード読み取り、入店時間のログ
  2. 体温確認
  3. 消毒ジェルの塗布(大量に手へ塗布、ベタベタ)
  4. 退出時のバーコード読取、時間のログ
  5. もし体調に何か?あれば、申告


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退出する時に読むQRコードです。

面倒ですが、これしないと入店、退出ができません。そのための店員が入口に立っておられます。バンコクでは、体温測定や除菌ハンドジェルを提供するロボットの試験導入がある ようです。


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犬型ロボット?動いたら、上に乗っているジェルが落ちそうです。バンコクへ行ったら、このわんちゃんを探してみます。

 

3、残念な話

日本でいうJAL, ANAのような航空会社である、タイ国際航空が会社更生手続きを申請、つまり経営破綻しました。

 

タイ航空はタイ財務省が株式の51%を保有する国営企業。 そもそもコロナ関連前から財政は悪く、2019年末の負債総額は 約2450億バーツ(約8330億円)でした。そして、 コロナに最後の止めを刺されちゃいました。

 

タイ航空といえば、紫色がトレードカラー、 かっちょいいマークでよく利用しました。


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確か、 初めて利用したのはネパールへ行く際のトランジットでした。

このワイのポーズで飛行機に乗り降りするときに挨拶してくれます 。


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タイ日本間を飛ぶ航空会社はタイ航空以外もありますが、 これは大きいです。

私は購入していませんが、 タイ航空のチケットを購入しコロナでキャンセルされた人のチケッ ト代は人によりですが、まだ返金手続きされていないようです。

 

 

今後こんな経営破綻の事例が続くかもしれません。残念な話です。