タイ人の賃貸オーナー
旅行の話から一旦離れ、今回は私が賃貸している部屋のタイ人オーナーについて、主に部屋の修繕やオーナーとのコミュニケーションの話です。
タイ人の賃貸オーナー
通常は仲介業者を通して部屋を契約しますが、私の場合は会社通訳の知人を通して賃貸契約しました。タイ人で、私の住んでいる場所から車で20分程度の場所に家族で住んでいます。私の前も日本人に貸していたので、「日本人気質」は理解しているとのことでした。ちなみに、コンドミニアム(高層アパートメント)は日本とは違い部屋ごとにオーナーが異なります。
オーナーとのやり取り
個人契約しているので、部屋のことで何かあればそのオーナーへ直接連絡します。最初は通訳を通していましたが、今ではLineを使い直接やり取りします。とくに内容は不具合が多いのですが、不具合の写真を送れば伝わります。(まるで昔の品質不具合の仕事のようです)オーナーが修理できるものは、その週末かその次の週末に部屋に来て修理してくれます。大きな修理はコンドミニアムの修繕担当へオーナーが依頼しオーナーが立ち会いますが、大体はオーナーが直します。
オーナーは約束時間にだいたい来てくれます。この「だいたい」というのは、「ほぼ時間きっかりからおよそ15分遅れ範囲内」で、この国の人のなかでは順守してくれるほうです。おそらく”日本人気質”を理解して、できるだけ時間を気にしれくれているのでえしょう。コンドミニアムの担当はいつも30分は遅れて来ます。言い訳は「他に仕事があったので・・・」ばかりです。
オーナーとのやり取り言語はテキストの場合英語ですが、話すことはできません。そんな時はオーナーの奥さん(タイ人)が英語を話せるので、奥さんを通訳としてコミュニケーションを図ります。
オーナーが大活躍した修理例
- 部屋入口の段差が取れた(写真上側が部屋内部、下側が廊下)
- キッチンの引き出し取っ手が外れた
- キッチンの水回りの板が取れた
いずれも、何かが外れた不具合です。たしかこのコンドミニアムは5年以上経過しているので、ぼろが出てきたのだと思います。
電球が切れた時は
さすがに、可能な限り自分で交換します。
パナソニックを使用。費用110バーツ(約380円)はオーナーへ請求。他メーカーを購入したことがありましたが、交換後1週間で切れたのでそれ以降はパナソニック一択です。
業者による定期的なクーラーの掃除
クーラーの掃除は半年に1度業者が来ます。しかもこれは私が頼んでおらず、オーナーが手配しれくれます。この国ではクーラーを1日中使用するので、定期的に業者専門へ依頼するのが普通とのこと。私は日本で暮らしていた時、一度も業者へクーラー掃除なんて依頼したことがないので、驚きでした。そして、掃除業者はいつも30分は遅刻するのは予想通りです、(笑)
ベッドのシーツ洗濯依頼
ベットのシーツは契約上、月に2回廊下に出していれば回収・洗濯・アイロン後返却してくれるハズなのですが、これがまた廊下に出しても回収を忘れられることが多々発生。オーナー経由で契約業者に問いただすと、担当の入れ替わりにより引継ぎができておらず、忘れるとのこと(よくアルアル)。これが3回以上も発生したので、「これ以上忘れぬよう、対策を立てて」と強くオーナーへ依頼しました。
すると、シーツ交換の責任者、オーナー、私3人のグループLineが事前連絡もなく、作成。次回から私が廊下に出したら写真を投稿することにより、シーツ回収忘れを防ぐことになりました。現在のところシーツ回収・洗濯忘れはなくなりました。ここまでしないといけないのか、と思いましたが仕事でもこんなもんですわ。
部屋入口に戻ってきたシーツ。入口部分の黒いガムテープは先に紹介した、入口の板が外れオーナーがボンドでくっつけて固定した跡です。
今後の賃貸契約
そんなこんなでオーナーとの契約は2年ともなり、更新時期がやってきました。新たに部屋を探してもいいのですが、やりとりはスムーズですしオーナーも稀に見る対応の良い人なので、このまま延長することにしました。最近隣の部屋もいなくなり、静かですのでいい環境ですし。
いろんなタイ人がいるのですが、部屋のトラブルも日本とは違います。そんなタイでのコンドミニアムの部屋のお話でした。