会社のタイ人ドライバー
会社通勤のドライバーについて記載します。
会社の通勤バン
家から会社までは会社バンに乗っていきます。定刻通り(5分前後はしますが)ですので、乗り過ごすと大変です。
会社のバンです。
似ているバンがたくさん走っているので、間違えないよう注意。
最初の時は車ナンバーを確認せずドアを開けてしまい、ドライバーが窓を開けて違うよ!!と言われ、始めて間違いに気づきました。
とはいえ、たまにタイ人ですら間違えて会社以外の人が間違えてドアを開けます。なので、まあそんなに気にしなくても大丈夫です。
渋滞が普通
通勤時間は周りの工業団地でほぼ同じなので、会社から帰宅する時、渋滞して約1.5時間かかります。雨が降ると、余計に激混みします。
時間をせめて10分ほどずらしたら効率良いのにな、と毎日思います。
半年に1回くらいは、朝の出勤時間に間に合わない時もありました。もちろん、理由あってのことなので遅刻扱いにはなりません。
大雨ですごい渋滞の日。全然進まず。
ある道にて
乗るメンバーにより、ルートが変わるのですが、ある日、ローカルの通り道にて。
路上での果物販売、量り売りです。つい車から降りて果物を買いたい気分になります。
タイ人の運転ですが、微笑みのタイと言われるように、だいたい目があえば会釈またはニコッとしてくれるのに対し、車ハンドルを持つとアニメような感じで人が変わったかのように、運転が荒い人が多いです。
事実、タイの運転事故の死亡者は多く
コロナウイルス関連で亡くなったトータル数=一週間で運転事故死者数
という驚きの事実です。ほとんどが、バイクによる事故。
道では、マスクはするけれどヘルメットを被らない人が多数。
何を守っているのでしょう。
さて、運転は荒いけれど、運転の仕方はドライバーにより異なります。車線変更が多いタイで、指示器なし車線変更や急なハンドル操作にまるでジェットコースターと感じて、おちおち眠ることすらできませんでした。が、さすがに最近は慣れており爆睡です。
曜日のTシャツ
最初のドライバーは曜日によるカラーTシャツの人でした。
カラーも派手な色で、シャツをみるたび「今日は〇曜日なんだ」と認識していました。
Tシャツ、ピンク!!
日本でこんな色を着ているのは、大阪のおばちゃんくらいでは。
今日は黄緑!!
どこで買っているのかしら。一週間の色でセット販売でもしているのかな?
それぞれ曜日の色は過去のブログへ。
それにしても、お腹が・・・こんな人がたくさんおられます。
大阪のおばちゃんスタイル
運転で座っている時間が長いので腰痛になるのでしょう。コルセットを巻く人がいますが、そのコルセットを堂々と見せて、まるでオシャレにしています。さすが、タイ。
しかもスリッパ。
もう、大阪のおばちゃん格好にしか見えない。
驚いた運転スタイル
ある時ハンドル前に携帯を置き動画を見ながら運転するというふざけたことをしました。
直接注意もいいのだけれど、私のタイ語は通じない(もちろん英語は不可)なので、私から通訳へ連絡して電話をドライバーへ渡し、注意して辞めさせました。
これはさすがに驚いて、次されたら困るので会社の人事経由でそのドライバーの勤める会社へ注意してもらいました。一応、それ以降そんな行動はしませんでしたので、まあ仕方なしです。当初はドライバー交代を希望しましたが、行先ごとにドライバーを雇っていて、ドライバー交代すること、つまり解雇になるらしくそれは不可ということでした。
別ドライバーの運転
ドライバーは上記のように、基本そのルートでの担当制ですが、たまに代理らしき人に代わることはありました。しかもその代理人が一番運転が上手。だから、代理人でしょうか。
約1年くらいは、さきほどのふざけたドライバーでした。
とはいえ、ある時アルコールを飲んで運転していたこともあり(同乗しているタイ人が言っていました。なぜ飲んだと分かったのだろう、私にはアルコール匂いはしなかったです。)、突然次の日から違う人になりました。
しかし、その違う人は約1か月で交代。渋滞が大変だったのでしょう。いつもイライラしていて、こちらがハラハラしました。
その後、代理の人やら、いろんな人に代わりドライバーが落ち着きませんでした。長続きしないのです。
運転で人の性格が出ますね。渋滞があると別ルート開拓する人、いつも必ず同じ道しか通らない人、やたら車線変更が多い人など様々でした。
ある時のドライバーは日本で働いたことがあるそうで、片言の日本語を話せました。
そうこう話をしているうちに「私、日本で捕まった」と言って笑い話にしていましたが、「え、それは運転やめてくれー」と思っていたら、そのドライバーは「1回しか」持たず、心から良かったです。
さて最近は代理人2のドライバーで約半年続いています。その人が一番安定した運転なので良いです。ただしタイ人同僚がドライバーへ話かけても無言が多く、タイ人の間ではあまり評判は良くないのですが、私は運転第一であれば十分。移動中、ぐっすり爆睡です。できれば、新しい人への交代は無いといいな、と。
ドライバーとのやり取りが一番大切
以前にも書きましたが、一番タイ語でのやり取りが必要なのはレストランでもなく、買い物でもありません。そう、「ドライバーとの会話」です。たとえば、明日は会社行かないから迎え不要です、ここで止めてくれ、などです。
しかも彼らは英語は単語ですら知りませんし、タイ語も彼らが理解できる完璧?な発音でないといけませんので、非常にハードルが高いのです。
確実に月の休みを伝えないといけない場合は、分かりやすくカレンダーを作り出勤日と休む日を色で示して伝えています。なんといっても、朝ドライバーが私を迎えに来ても、私は休日のつもりで待ってもらったら失礼ですし、いつか苦情が私にくるかもしれません。
それに現在のドライバーは話しても、イマイチ反応が悪いので通じているのか不明です。やはり、言葉ではなく数字と色で予定を伝えるのが一番です。世界に通じるアラビア数字は素晴らしいですわ。(一応タイ独特の数字がありますが、ほぼ生活上使用ししません。)
同乗のタイ人では夜勤や、その日だけバンに乗らない人もあり、迎えに来ても人がおらず連絡を取ってみて始めて今日はバンに乗らない、と発覚する時もあります。
逆に乗せるはずの人を乗せ忘れた、という時も!!あります。そんな時はその人から電話でドライバーに「私をピックアップするの忘れているやろー(私の想像)」連絡があり、急いで道を引き返すことも。
現在の無口のドライバーですら「ハハハー忘れていたわ、すまんな。」みないな会話で忘れられた人も「まーしゃーないな。」で終わります。さすが、タイ。
このように、バンに乗る人の管理は口伝えが基本です。こんな時デジタルか何か近代の技術を活用して、バンに乗る・乗らないを管理したらいいのに、と思います。
さて、最後の締めは・・・
これは窓の外側にいる、蜘蛛。同乗です。中に入らなければ、いいよー。たまに蚊も。
そんな、タイの共用バンでした。