タイのカラー
今回は最近のタイトレンドとカラーについて書きます。
タイのお盆
日本はお盆休みがありますが、タイには休暇はありません。タイのほうが確実に祝日は少ないです。
唯一の休み、12日は「シリキット王太后誕生日(タイ母の日)」 で祝日になります。
タイ母の日
この日はシリキット王太后のカラーである水色の服を着ている人が多いです。
街中にもたくさん水色の服の人がおられました。
さて、なぜ水色か。 タイでは曜日毎に曜日の色や仏像が決まっています。
自分が生まれた曜日の色を身に付けたり、 寺院にいけばその曜日の仏像に拝んだりします。
日本でいう、 星座占いや血液型占のように性格や運勢を占うような感覚でしょう 。
カレンダーを持っていなかったころは、 宮廷で出仕する女性の服の色を見てその日の曜日を知ったらしいで す。
曜日の色
さて、さっそく曜日ごとの色を紹介しましょう。
水色つまり、そう金曜日のお生まれということです。
先日誕生日である私は木曜日でしたので、オレンジになります。
ご自身の誕生日の色を調べてみると面白いかもしれません。
色シャツに注意
ただしタイではシャツの色は注意しないといけないことがあります。
それは、赤シャツと黄シャツ。 政治の立場を表現することになります。
簡単に分けるとこんな感じ。
真っ赤のシャツ:タクシン派(元タクシン首相)反独裁
真っ黄のシャツ:反タクシン派、現政府の色
無難に生活するのであれば、 これら赤色と黄色シャツを着るのはやめておいたほうが良いです。
未だに、タイでは政治集会が毎週のように開催され、注意喚起として毎回在タイ日本大使館からメールが届きます。
最初の文面にあるように、インターネット上の情報つまり「事前通告」されているものに限ります。開催されるのは、 バンコク及び各地にある大学地域周辺や大きな公園で、 だいたい決まっています。
運よく私の住むシラチャ地域では、このような集会がありません。集まる場所がないからですが・・・
そんな色とタイのお話でした。日本とは違う文化の一つですね!