ほぼ日曜週刊タイ生活

タイ生活とタイ国内旅行を楽しく

タイの虫事情

虫の話をします。

 

リード写真で写っている紫のブツは何でしょう。大活躍しています。あとで詳細登場します。

 

なお、私個人的な意見にはなりますが、ミステリーはつい知りたい、 見たいもの。

今回は逆である、つい見たくないもの話、それは「虫」について。

 

虫でも、やつらの話です。そう、黒いやつら!!

 

実際の写真は登場しませんがスケッチは出てきますので、気持ち悪くなりそうでしたら、 ここで読むのは終わりにしたほうが、いいかと。

 

と少し、怖がらせておいてスタート!

 

 

 

タイの黒いやつら

人間にとっても暮らしやすい温度なので、 やつらも日本より数多く、いつの季節でも出てくる印象です。

 

私の部屋は11階ですが、出ます。 部屋の目の前がゴミ箱の部屋のせいもあるかもしれません。

 

たしか、初めて見かけたのは引っ越し後ごはんを作りだしたら、 やってきました。

 

 

虫は無視できない

このダジャレにより、少し涼しくします、(笑)

 

 

黒いやつといっても、まずは小さいやつらから。手ごわいです。

 

それは、蚊。

 

眠っている時にブーンと聞こえたら、 起きてやっつけるまで熟睡できません。

もしジカ熱などの病原菌を持っているやつらに刺され、 負けると終わりです。

もしかしたら、コロナウイルスより強いかもしれません。

 

 

別の黒いやつら

少し大きなやつ、またの名をGという。あやつら、 いきなり登場しますね。

私はスーパーでも、道でもよく見かけます。ただし、すでに潰れてます。

 

日本ではある程度の大きさのやつらしか見かけませんが、 こちらにはその大きくなる前の

やつらで小さいものを見かけます。小さければ、 戦いやすいので何がなんでも、つぶしにかかります。

 

 

対策

タイでも売っていますが、 私は日本から持ち込んだ独餌を活用しています。

 


ホイホイは粘着力より強いやつらだったら逃げ切れるでしょうし、 残念ながら未だ捕まったやつらをみたことがありません。


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独餌は数種類を試しましたが、 やつらに効果があったことをまとめました。

 

・独餌でも上が透明で中身の餌が見えやすいものが良い

つまり>よく食べられている独餌があれば、そこに追加の独餌を置く。

 

・効き目がでるのは、設置から約5日以降

結果>餌に寄せられて最初は発生数が増えるが、 だんだんと減っていく。

 

・餌が効くのは、3か月間くらい

実験>餌の効果は半年から1年のはずですが、 3か月以降は食べられる箇所の変化がありません。それに、またやつらの発生が増えます。温度により餌が乾燥、 不味いのかな。

 

・発生個所は外から部屋に入るベランダ場所、 油置き場や油を使う場所(台所)

なんと>一番餌を食べられてました。

 

下記は食べた跡の写真です。

左が人気のない場所、右がもうセール言わんばかり、食いつきが良いです。


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そんなに、美味しかったのかな。

 

ちなみに、黒いシリーズでいうと、蟻もそうですね。

一度、蟻が列を成すと、どんどこやってくるそうですが、今のところ私の部屋では見かけていません。エコで体にもよい、木酢液(もくさくえき)という木材由来の酢酸を水に混ぜてフローリングを拭いています。私は化学出身なので、酢酸臭に馴染みがありますが、人により匂いは好きではないかも。

 


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私の仕留め方

いくら対策をしても、あやつらはやって来ます。「何が何でも、仕留めるぞ」という気合が必要です。

 

キッチンには、かたくて、軽いスリッパを準備してあります。

そう、リード写真はスリッパです。

そのスリッパをはくことはありませんが、 見かけたらそのスリッパをすぐに持ち、仕留めます。


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これであやつらを何匹仕留めたことか。

スリッパから血の匂いがするぜ。

・・・とかっこよく言ってみましたが、匂うはずがありません。

 

仕留めた跡をそのままにしておくと、その匂いにひかれて、 またやつらが、やってくるそうですので、すぐに水でゆすぎ、 消毒します。

 

 

あやつらの速度

動くスピードが遅いです。

「まるで、止まってみえるぜ」、 まで言えばカッチョイイのですが、そこまではありません、(笑)

 

小さいやつら(蚊)も遅いです。日本より遅い。中くらいのやつらは日本で飛ぶこともありましたが、 タイでは飛んでもきません。

 

私がタイで動きが早くなったのかなー(そんな訳ない)と思っていたら、 他の日本人も「タイのやつらは遅いね」と同意見でしたので、 やはり私が早くなったわけではないようです。

 

おそらく暑いから、でしょうか。

 

 

蚊が会社のバンの中で飛んでいると、 タイ人はなかなか仕留めることができませんが、 私なら一発でバシンといつも仕留めて、一人ドヤ顔です。

 

 

ちなみにタイ人も歩くのがけっこう遅いです。 もちろん人によりますが、総じて遅いです。

 

タイ人に言わせると、急ぐ必要なんてないでしょ、早く歩いて汗をかきたくない、 という理由を聞いたことがあります。

 

とくに早歩きの大阪人の私からしたら、 この遅さはイライラすることが多かったです。最近は、 タイ人は歩行瞑想(迷走も)しているのだろう、 と考える境地に至りました。 これも1年タイで暮らしたから至った悟りでしょうねー

 

私もどんどん遅くなっていくのでしょうか。 

 

 

黒いやつらの思い込みについて

私も前より不思議でしたが、 そもそも黒いやつらとコオロギで嫌われ方が大きく違いますよね。

 

もちろん、 虫のくくりでどちらも嫌いな人がおられるかと思いますが、 コオロギはそこまであやつらと言われることはありません。 もちろん、あやつらは家の中で出てくるのが問題ではありますが、 あやつらも、ただの虫。

 

北海道では気温によりあやつらは生息せず見かけることがないので 、 人によっては本州に来て初めてあやつらを見かけることになります が、コオロギと一緒で別に嫌悪までしないという。

 

 

 

さて、ここまでやつらが嫌われる訳は・・・

これは、宣伝操作による点があると思います。

 

虫ジェットや、独餌などを売り出すTVコマーシャルや描かれるあ の絵から受ける印象。

最悪ですからね。先ほどのイラストも気持ち悪いですよね。

 

もう一つは、あやつらは他の生物とは違いどこでも生きて、 どこでも出るからでしょう。すごい増えるのもいやですね。 それに、人間側も他の生物を見慣れていないので、怖い。

 

 

私自身、小さい頃は外の田んぼや畑で遊び、 いろんな生物を見かけながら育ち、あやつらも、ただ家に出るだけの存在でした。悪い印象はなかったと思います。

 

しかし私も大きくなり田舎から離れ、市街地に住み、 あまり生物を見かけない中で、いきなりあやつらに出会う。しかも食べ物にあやつらがたかっていたら、 最悪な印象です。

 

先日、あろうことか、ニンニク料理をしたフライパンを洗い忘れ、放置していたら、Gが5匹も発生!!!!!

 

うち3匹は仕留め、独餌を設置。

 

この発生原因は大いに私の責任ですね。

 

まとめ

黒いやつらは、自分の持つ印象一つで変わる例かと。

 

とはいえ、カワイイなんて思うことはありませんね。

 

まあ、あいつらが出てきた時は私の部屋が臭いがあるのか、ゴミがあるのか見直すキッカケと考えるようにしています。定期チェックみたいな。

 

そう、前向きに考えます!!